映画【ウインド・リバー】感想 なぜこの土地では少女ばかりが殺されるのか
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、【ボーダーライン】でメキシコ麻薬カルテルと米国土安全保障省の攻防を描いた脚本家テイラー・シェリダンが、自らの脚本をもとに初メガホンをとったクライムサスペンス【ウインド・リバー】です。
【ウインド・リバー】
2018年7月27日公開
クライムサスペンス度 90
重厚感 90
オススメ度 85
総合 80点
ネイティブアメリカンが追いやられたワイオミング州の雪深い土地ウインド・リバーで、若い女性の遺体が発見された。FBIの新人捜査官ジェーン・バナー(エリザベス・オルセン)が現地に派遣されるが、捜査は難航。遺体の第一発見者である地元のハンター、コリー・ランバート(ジェレミー・レナー)に協力を求め、共に事件の真相を追う事になるが……。
ツイッターのタイムライン上で非常に評価が高かったので鑑賞してきました。
なるほど!高評価も頷ける❗️
非常に丁寧な作りと、濃厚なストーリー運びで楽しめました。
また、事件を引っ張るだけ引っ張って、最後はうやむやで終わるなんて事はなく、きちんと綺麗にスカッと幕を下ろしているのも高評価の1つです。
いや〜 それにしても主演のジェレミー・レナーが半端ないですね。
カッコ良すぎ❗️
おかげで鑑賞後は、誰からも狙われてないのにキョロキョロし、敵の攻撃にしばらく備えていました笑。(不審者)
すぐに影響される私ですが、もし小中学生の時にこの映画を観てしまったら、きっと将来の夢はハンターになる事になっていたでしょう。
それくらいカッコ良かったわけです。
特に(ネタバレを避ける為に詳しくは言いませんが)ラストの攻防で、真っ白な白銀の世界に同化するジェレミー。
カメラがターンすると一瞬だけ映ります。
まさにハンター❗️
その流れでの結末……。
あともう1人の主役エリザベス・オルセンもかなり良かったです。
新人女性捜査官として派遣されたものの、寒さに対してなんら対策をしていないところとか、頼りなさ満載です。
それが事件の関係者に話しを聞いてまわるうちに、事の重大さを把握し、果敢にリーダーシップを取ろうと奮闘する姿に萌え〜となりました。
全体を通して大変満足な作品ですが、1つだけマイナス点を挙げるとすれば、謎解きの要素がなかった事でしょうか。
「なぜ、この土地では少女ばかりが殺されるのか?」
この問いに対する答えが、物語の進行と共に明らかになっていくのかと思っていました。
よくある映画なら、
徐々に明らかになっていく真実❗️
二転三転するストーリー❗️
ラストで知らされる驚愕の事実❗️
みたいな感じで見どころを推してくると思うんですけど、この映画はそうじゃないんですよね。
答えは初めから示されていたんです。
観客を惑わす様な事はなく、淡々と捜査していく。それなのに退屈させない。うーん🧐いい映画です(^-^)。
なるほど、 あれ?だったら謎解きの要素がないのはマイナス点なのか?
よし!謎解きの要素がなかった発言はなかった事にしよう。この土地特有の現象の様に……。
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