映画【彼らが本気で編むときは、】感想 トランジェスターに対する理解がとてつもなく深まる
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)
今日紹介する映画は生田斗真主演、LGBTと家族の在り方を描いた作品【彼らが本気で編むときは】です。
【彼らが本気で編むときは、】
笑える度 75
泣ける度 90
オススメ度90
総合 88点
これ、本当は見る気なかったんです。でもタイミングが合うのがこれしかなかったから仕方なく観たんです。
開始15分で
やべえ、この映画の雰囲気、凄くいいって思い
開始30分で
あれ、もしかしたら近年見た映画の中で1番いいかもって思いました。
まず、子役の女の子(柿原りんか)がとてもいいです。初めてリンコさんに会った時のなんとも言えない微妙な表情とか最高です。
リンコ役の生田斗真は、最初は女装した男にしか見えなかったのに、中盤以降は心の優しい女性に見えていました。
それは、見ているこっちが、きちんとリンコさんに感情移入できたからだと思います。
『彼らが本気で編むときは』というタイトルの意味は、後半にわかります。3人共めっちゃ本気で編んでました。編んでるものは○○○なんですけどね(笑)。
トランジェスターとして生きてきたリンコの、苦悩や葛藤も丁寧に描かれてて、自分は今まで全くわかってなかったんだなと思い知らされました。
その事をわからせてくれるだけでも観る価値があります。
普段映画見てて監督とか気にしないんですけど、ちょっと気になったので調べて見たら、荻上直子監督なんですね。『かもめ食堂』とか『レンタネコ』の。まぁ観た事はないんですが。
しかも、最近多い原作漫画や小説の映画化ではなく、監督オリジナルの脚本作品ってところも評価されるポイントではないでしょうか。
海外のLGBT系を集めた映画祭では、観客賞にあたる賞を受賞したらしいですが、納得です。
とにかく、笑えて泣けて最高にオススメな映画です。