まさかの続編にテンションが上がったSF・サスペンス【10クローバーフィールド・レーン】
【 10 クローバーフィールド・レーン】
2016年 6月17日公開
サスペンス度 75
オススメ度 70
総合 72点
今回紹介する映画は【10クローバーフィールド・レーン】です。この映画は、2008年に公開された【クローバーフィールドHAKAISHA】の続編です。
と言っても、直接的な場面の繋がりはなく、制作のJ.J.エイブラムスによると精神的続編だそうです。
精神的続編ってなんだよと思いますが要するに、1つの事柄(得体の知れない者による襲撃)を、全く違う視点とキャストで描いているものです。
前作のHAKAISHAでは、90分間ずっとホームビデオ風の映像で、擬似ドキュメンタリー映画の様でした。
公開当時、あまりの手ブレ映像で映像酔いをおこす人が続出して、それがまた宣伝効果になり大ヒットしました。ちなみに私は平気でした( ͡° ͜ʖ ͡°)
今回の10クローバーフィールド・レーンは同じ時を描いてはいるけど、描き方が全く違います。
主要キャストが3人しか出てこない密室SFサスペンスとして仕上がっているのです。
事故に遭い、目覚めると右脚に重傷を負い鎖に繋がれている。そこに現れる太った大男。外に出してと懇願するが、外は有毒物質で汚染されていると言う。果たして、この男の言ってる事は本当なのか?
こういう密室サスペンス良いですね。ホラーは得意じゃないけど、シチュエーションでハラハラドキドキさせる映画は好きです。
ほとんど3人しか出てこないので、その時の気分でそれぞれのキャラに感情移入できて映画に入り込めます。
私はずっと主人公の女性ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を応援しながら見ていました。なんだかちょうど応援したくなる様なキャラなんですよね〜。
美人過ぎず、頭もキレ過ぎず、かと言って馬鹿でもない。ラストの方は抜群の行動力を見せますが。
上映時間約100分の内、80分くらい室内でラスト15分は、また違ったテイストになります。
最後彼女が選んだ道 これでまた続編が撮れるじゃないですか。大いに期待します。
メアリー・エリザベス・ウィンステッド出演の【デス・プルーフinグラインドハウス】もぶっ飛んだ映画でオススメです。
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