映画【無限の住人】感想 木村拓哉 迫力の300人斬りは見応えあり
こんにちは😃ごんピクシーです^_^
今週は木村拓哉主演 【無限の住人】を観て来ました。
【無限の住人】
アクション度 85
グロテスク度 80
オススメ度 50
総合 45点
いつもはネタバレしない様にしてますが、今回は少しネタバレ有りにしました。
原作漫画は読んだ事ないので、単純に映画としてどうかという事になりますが、はっきり言って、今年初めて、あまりオススメ出来ない作品になってしまいました。
オススメ出来ない最大の要因は音です。
監督は三池崇史だし、残虐なシーンが多いのはわかっていたけど、まさか音 つまり効果音でこんなに嫌な思いをするとは思いませんでした。
人が斬られる度に、妙にリアルな音(人が斬られた時の本当の音は知らないが)が、大音量で聞こえてきて、それがずっと続くので、中盤辺りからちょっと気持ち悪くなってしまいました。
それまでに、肝心なストーリーに気持ちが入っていたら、音もそんなに気にならなくなってたと思うんだけど、うーん 全然入り込めませんでした。
主役も含めて役者達は、それぞれみんないい味出してたし、良かったと思うんです。
では、なぜ入り込めなかったのか?
自分なりに分析すると、おそらく序盤の逸刀流が道場破りをしてくるシーンで、凜の父親である師範をぶった斬るまではよかったんですが、その後、凜の母親が陵辱されるのを、なぜ天津(福士君)は許したのか。
これが納得出来なかったから、物語に入り込めなかったんだと思います。
番宣で、福士君が初の悪役に挑む!という触れ込みでした。
でも、原作ではどうなのか知らないけど、映画ではそれほど悪じゃないんですよ。
凜にとっては、両親を殺した仇であり、悪そのものだけど。
だからあそこでは、母親もただ殺すだけにした方がよかった気がします。
戸田恵梨香が最強女剣士として、色気もありいい味出していましたが、最後あれだけ動いて斬りまくったのに、服も乱れず、返り血一つ浴びてないのは、ちょっと笑えました。
最近は、見終わった後に
「あーこれならもう一回見たいな。」
と思える作品が多かったけど、これは残念ながら、また見たいとは思えませんでした。
ところで、興行的に惨敗してると聞きましたが、私が見た時も、平日でしたが5人しかいませんでした。
デートではオススメ出来ないし、子供にも見せられない。あとは海外でどう評価されるかだけ気になります。