【22年目の告白ー私が殺人犯です】感想 ネタバレなし 藤原竜也の圧倒的演技で見るもの全てダマされる
こんにちは😃ごんピクシーです^ – ^
6月10日から公開していた【22年目の告白-私が殺人犯です】を観て来ました。
【22年目の告白-私が殺人犯です】
リアル度 85
オススメ度 80
総合 85点
未解決のまま時効を迎えた連続絞殺事件。事件から22年、突然「私が殺人犯です。」と名乗る男が現れ、自身の告白本を手に不敵な笑みを浮かべる。果たして、この男の目的は何なのか?事件を追う刑事やキャスターとの駆け引きの中、男の真の狙いに人々が巻き込まれていく。
私は個人的に藤原竜也の演技が嫌いです。
特に『カイジ』などの大袈裟なリアクションが好きではありません。
彼は映画よりも舞台にむいている役者さんなんだなと思っていました。
『藤原さん すいませんでした。嫌いとか言ってすいませんでした。』
今回の演技 最高でした。
いや〜、彼もやればできるんですね。(謎の上から目線)
静かな語り口 氷の表情 しかし、意思を持った瞳 役柄とぴったりでした。
上の写真の刑事牧村に、口を隠して何か呟くシーン。
一体何を言ったんだ!一瞬であんなに激怒させる一言って一体なんなんだ⁈
と、食い入る様に見てました。
この映画の1番の見所は、
なぜ藤原竜也演じる曽根崎は殺人犯だと名乗り出たのか?
って事だと思うんですが、登場の仕方やその後の行動の撮り方(演出)が上手くて、序盤のうちに物語に引き込まれました。
こういうタイプの映画の場合、実際に起こってもおかしくないぞと思わせる、ある種のリアル感が大事だと思います。
それが足りなくて観客に『あーそれはないな』とか思わせちゃうと、途端に心が離れてしまうものです。
そうならない為に監督は、約2年かけて37稿に及ぶ脚本を書いたと言ってました。そのおかげで難しいと思われる時効撤廃問題もクリアー出来ていました。
しかし、私はずっとある違和感を感じながら見ていました。それは
年齢です
22年前の犯行だとしたら藤原君では若すぎる。
藤原竜也の実年齢が35歳。映画だともっと若く見えます。犯行当時中学生になってしまう。さすがに中学生にあの犯行は無理がある。
ストーリー自体は凄く面白いのに、年齢の事が気になって仕方ありませんでした。
《入江監督!この問題 納得させてくれるんだろうなぁ?》
『入江監督 すいませんでした。なんか変ないちゃもんつけてすいませんでした。』
大筋で納得しました。
あの時〇〇したからなんですね。
伊藤英明の22年前が老けてる事とか、野村周平が15年経っても全然老けてないとか、微妙な文句はあるけど、映画としてかなり面白かったし、リメイク前の韓国映画【殺人の告白】も見てみたくなりました。
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