映画【アイアムレジェンド】感想 ウィルスミスが地球最後の男を熱演 ゾンビ映画超大作 続編の噂あり
こんにちは😃ごんピクシーです^ – ^
2007年のSF映画【アイアムレジェンド】。続編をやるとかやらないとか、ウィルスミスは出るとか出ないとか。噂が飛び交っております。ひとまず、アイアムレジェンドを振り返って見ましょう。
【アイ・アム・レジェンド】
2007年 12月公開
ゾンビ度 70
オススメ度 80
総合 78点
2012年、廃墟と化したニューヨーク。3年前の死のウイルスの蔓延により、ただ1人の生き残りとなったロバート・ネビル(ウィル・スミス)。
他の生存者を求めてメッセージを発信し続け、自宅地下の研究室でウイルスに効く血栓を作ろうとしていた。夜になると襲ってくるウイルス感染者(ダークシーカー)に怯えながら過ごすネビル。果たして彼に希望はあるのだろうか?。
よく考えたら、私はゾンビ映画を結構映画館で見ていました。
【アイアムアヒーロー】
【ワールド・ウォー・Z】評参照
あまりホラーは得意じゃないし、ゾンビ映画自体別に好きというわけではありません。
アイアムアヒーローは女優2人のファンだから観て、ワールドウォーZは予告編で見たゾンビが大量に壁を乗り越えるシーンを見たかったからです。
アイアムレジェンドは予告編で『人類が滅亡したった1人生き残った男』という設定に心が踊った事と、予告では完全なゾンビ物だと分からなかったから見ることにしたわけです。
序盤、車に乗って荒廃した街を愛犬と狩りに出る所はとても好きな感じです。
まだ観客には、たったひとりしかいない事の辛さや悲しさなどはわかりません。だから、
「ひとりで好きな事出来て楽しそうじゃん!」
なんて思いながら観ていました。
のちに少しずつ、誰もいない事の精神的負荷がどれほどのものかわかるような作りになっているわけです。
あとゴルフの打ちっ放しのシーン。シュールであり、同時に哀愁も感じます。
時計のアラームが鳴り、急いで帰り支度をするネビル。この時点では何故急ぐのかはっきりは分かりません。
そして恐怖の夜になります。
愛犬と共にバスタブの中で音を立てない様にやり過ごします。やがて朝になり、また狩りに出かけます。
まだ何も起きていません。
このあたりの勿体ぶる演出が、後々に起こる事のインパクトを強める要因になってるので必要な時間だと思います。
何かを感じてビルの中へ入ると、ここでようやく奴らが姿を現します。それを見て思った事は
《あーもうこれ完全にゾンビ映画じゃん!》
《しかも、見ててビクッ‼︎ってなるタイプじゃん!》
です。
ただ、最初にゾンビ度70って書きました(ゾンビ度ってなんだよ笑)。完全なゾンビ映画ならゾンビ度はもっと高いはずですよね。
そうです。この映画に出てくるゾンビって、今までのゾンビとちょっと違って、人間並みに知能があり、人間に連れ去られた仲間を取り返しに来たりするんです。
だから、ゾンビと言わずにダークシーカーなんて呼び方をするのです。
映画公開時のラストシーンは賛否が分かれてます。
この終わり方だと、原作の『地球最後の男』のラストメッセージ、
彼らにとっては、自分こそが怪物だったんだ!
という意味が変わってしまうからです。
しばらくして発売されたDVDに別バージョンのエンディングが収録されています。
私はこちらのバージョンの方が深いと思うので好きです。ちょっと地味になっちゃいますが。