映画【スペース・カウボーイ】感想 イーストウッド監督 トミー・リー・ジョーンズと共演
こんにちは😃ごんピクシーです^_^
イーストウッド監督の作品は、どれも好きで多く見てるし、監督としての当たり作も多いのに、まだこのブログでは、1つも取り上げていませんでした。
今回は、面白くて良く出来てるのに、知名度があまり高くない、この作品を紹介します。
【スペース・カウボーイ】
平均年齢 70歳
オススメ度 70
総合 73点
1958年、アメリカ空軍のX-15テストパイロットチーム ダイダロスは、アメリカ初の宇宙飛行士になるはずだった。しかし、直前にダイダロス計画は中止になり、代わりに宇宙に行ったのはチンパンジーだった。
それから40年。チームダイダロスの一員だったフランクコービン(クリント・イーストウッド)に、旧式の宇宙衛星を修理して欲しいと依頼が入る。彼は、昔のダイダロスクルーを集め、再び宇宙を目指す。
いわゆる、現役を退いたじいさん達が、若い奴らにはまだまだ負けねーぞ!と、頑張っちゃう話です。こういう話大好きです。
宇宙に行く事が決まってからの、訓練の流れが面白くていいです。
本来、協力し合わなければならないはずの訓練を共にする若い飛行士達と、ダイダロスのじいさん達が、アメリカ映画特有の相手をバカにした皮肉合戦を繰り広げます。
まず若い飛行士たちが、フランクたちに老人だから疲れやすいだろうと栄養ドリンクを渡します(もちろん嫌味で)。
そのお返しと言わんばかりに、フランクは彼らにベビーフードを届けるんです。負けてません。
あと好きなのは視力検査の場面なんだけど、実際はかなり低下してて、見えてないのに問題なくクリアします。
前もってマークの順番を暗記しておいて、完全に誤魔化したのです。
はい!出ました。悪知恵です。お見事❗️
スターの共演でテンションが上がるって事を『スニーカーズ』のレビューでも書きましたが、クリント・イーストウッドとトミー・リー・ジョーンズの共演も、なかなか豪華ですよね。
【スニーカーズ】レビュー参照。
この頃のトミー・リー・ジョーンズは、【逃亡者】や【メン・イン・ブラック】などで主役級の活躍をしてたので、おそらく同じ話しでも、クリントからの誘いじゃなかったら引き受けなかったんじゃないでしょうか。
個人的には、4人のチームの中で、トミー・リー・ジョーンズだけは、ちょっと若いかなぁと思ったりしておりますが…まぁ いいでしょう(謎の上から目線)。
宇宙に行ってからの展開なんですが、良く言えば安定して観ていられる。悪く言えば、ありきたり な感じがします。
ラストも多分そうなるだろうなと読めたし。
でもこれ、2000年の映画なんで、例えば映像美を【ゼログラビティ】なんかと比べたら負けちゃいますよ。
宇宙物と言うより、ヒューマンドラマとして見ると、イーストウッドの丁寧な演出が効いてきて、楽しめると思います。
ちなみに、2014年に英紙が選んだ『宇宙が舞台の映画トップ40』では、22位にランクされていました。