映画【ペイ・フォワード 可能の王国】感想 見終わったら必ずいい事したくなる
こんにちは😃ごんピクシーです^_^
今日紹介する映画は、2000年公開のアメリカ映画【ペイ・フォワード 可能の王国】です。
【ペイ・フォワード 可能の王国】
2000年 日本公開2001年2月
心洗われる度 90
子役の今を調べちゃいけない度 100
オススメ度 90
総合 83点
あらすじ
「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をする?」という課題を出されたトレバー(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、自分が受けた善意や思いやりを、その相手に返すのではなく、別の3人に渡すという「ペイフォワード」を思いつき、実践する。
色々と試すものの、なかなか上手くいかず「ペイフォワードは失敗だったのではないか」と思い始める。しかし、トレバーの気づかないところで、このバトンは次々に受け渡されていた。
何より素晴らしいのは、11歳の少年が
『善意を他人へ回す』
と言う案を思いついた事。
そして、それを実行に移した事です。
思いつくまではあるかもしれなません。しかし、それを実行するのは大人でも難しいでしょう。
人は、なかなか動けないものだからです。
もしかしたら、子供だから深く考えずに行動できたのかも知れません。大人は、まずリスクを考えてしまうから。
この映画の特徴は、主人公のトレバー君が頑張ってペイフォワードを実践していっても、彼はなかなかその効果を体感することが出来ないという事です。
彼の気付かないところで、ペイフォワードの輪は広がっていくのです。
その過程を、我々観客は観る事が出来るので、なんか得した気になる、そんな作りの映画になっています。
実際は映画の様に、新車のジャガーをプレゼント、なんてないでしょうし、都合良く、橋から投身自殺しようとしてる人にも出会わないだろうと思います。
でも、この映画は絶対自分の目で見た方がいいですよ。
レビューやあらすじを読んで終わるのはもったいない。
だって、ただ観るだけで、自分の中にあるいい人スイッチが押されて、観る前よりいい人になってるのですから。
《いい人スイッチ君のはどこにあるんだろう〜♫》
あっ すいません つい。
ところで、主演のハーレイ・ジョエル・オスメント君。かわいいですねー。子役として他にも、シックス・センスやAIなどヒット作がありますが、その後の活躍を聞きません。
気になって調べたら………
ただのおっちゃんになってました。
私は静かに心の中で呟きました。
《お疲れ様でした》と。