映画【ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ】感想 レビュー マクドナルド誕生の裏側
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)
今日レビューするのは7月29日より公開の【ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ】です。
【ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ】
ビジネスに役立つ度 80
マック食べたくなる度 80
オススメ度 70
総合 70点
世界最強のハンバーガー帝国を創った男レイ・クロック。彼はどのようにして巨大企業を築き上げていったのか?この夏、誰もが知ってるマクドナルドの、誰も知らない誕生のウラが暴かれる! (公式サイトより)
私たちがいつも食べてるマクドナルド。
実際に世界中に広めた人はマクドナルドさんではなく、レイ・クロックという人物で、日本人にとってはあまり馴染みのない名前です。
映画の見どころは、本当の創業者であるマクドナルド兄弟とレイ・クロックの対決になりますが、対決までの流れがとてもわかりやすく描かれています。
しかも、どちらかを悪とするのではなく、それまでの立場や思惑を丁寧に描いているので、とてもフェアーだと感じました。
最初にレイ・クロック(マイケル・キートン)の顔のアップで、彼が一人で喋りまくります。
それを見ただけで、レイ・クロックの人物像が把握できて、すんなり物語に集中できるので、映画としての入りはとても良かったのではないでしょうか。
ただ、レイ・クロック52歳。
う〜ん、どう見ても65歳位に見えます。
今の技術なら、メイクで顔のシワをもう少し誤魔化せなかったかなと思ってしまいました。
なにせ、どアップで長回ししてるので
『あー、マイケルキートン年取ったなぁ。』
ってなりましたから。
肝心のマクドナルド兄弟との対決はどうだったでしょうか。
個人的には、
弟のディックの頭が固すぎだ
と思いました。
シェイクを粉にする案は、最初から拒否するんじゃなくて、一度は自分で飲んで試してから判断できたはず。
お金じゃないと言いながら、レイの報酬をあげてくれの要求も完全拒否。拒否するにしても、電話じゃなくて会って話すことで、お互いにもっと歩み寄れたはずです。
観る前の予想では、レイ・クロックの冷酷なビジネス判断や、非情なやり方を見せつけられて
『いいか、これがビジネスだよ。ワッハッハ。』
って感じになると思ってましたけど、実際は人間味ある人物で「意外と好きかも」となりました。
そんなレイが、トイレでディックと鉢合わせた時の会話が印象的でした。
ディック「なぜ、最初会った時にフランチャイズ化を提案したんだ?あのシステムだけを買い取ることも出来たのに。」
レイ「それは……。」
ここでレイがなんと答えたか。
それがマクドナルド誕生の原点だったと思うし、実はこの映画の一番伝えたかったポイントだった様な気がします。
なので気になった方はご自身で観てみてください( ̄▽ ̄)。