映画【猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー】感想 誰も知らなかったこの惑星の運命が遂に明かされる!
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は【猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー】です。
『猿の惑星シリーズ』を新しい解釈で描いた新シリーズの完結作で通算9作目の映画化作品です。
【猿の惑星 聖戦記 グレート・ウォー】
世界観 90
オススメ度 80
総合 79点
人間との共存を模索していたシーザーの願いは叶わず、全面戦争に突入してから2年。
奇襲により妻子を殺されたシーザーは、憎しみを抱え、復讐の為にわずかな仲間と人間の巨体アジトに忍び込む。
そこは多くの仲間が捕らえられ、過酷な重労働を強いられていた。
シーザーは仲間を救い、自らも復讐を果たす事が出来るのだろうか。
新シリーズの3部作は全て映画館で観てきましたが、今回が1番内面描写を丁寧に描いていたと思います。
猿対人間というより、人間対人間の戦いのように感じました。
もはや、猿達は人間にしか見えなかったくらいです。
中でもシーザーのかっこよさは回を重ねるごとに増し、真のリーダー像を我々に見せてくれています。
しかし、今回そのシーザーが妻子を殺されることによって、
群れのリーダーからひとりの復讐者になってしまう、
その葛藤を見事に描いていました。
しっかし、人間側のリーダーの大佐(ウッディ・ハレルソン)は見事なまでに冷酷非道で、おそらく映画を観ている人のほとんどが猿側目線になり、完全にシーザーを応援することになると思います。(だって大佐憎たらしいし。)
ただ、大佐がなぜ冷酷非道になったのか、なぜ猿を絶滅させようとするのかを、これまたきちんと描いてくれているので、人間目線でも観ることができるとてもうまい作りになっていると感じました。
今回、シーザーと行動を共にする仲間のエイプ達が、数が少ないって事もあって覚えやすくて感情移入しやすかったです。
それにしてもシーザー達と共にする女の子ノバ(アミア・ミラー)がとても可愛いですね。
彼女が第1作目に出てくる口がきけない女性になるらしく、きちんと第1作に続く作りになっています。
ネタバレはしたくないので詳しくは書きませんが、3部作シリーズの最終章として最高の終わり方をしたのではないでしょうか。
他の2作品、ジェネシスとライジングを観てなくても単体で楽しむ事も出来ますが、前回のライジングの敵、コバとの絡みや回想シーンが結構あるので、出来れば前の2作品を観てからご覧になった方がいいです(^_^)
しかし、上映時間が140分。
うーんちょっとだけ長く感じました。
欲を言えば、あと10分短くしてくれたらさらに良かったと思います。