映画【ゲット・アウト】感想 この家族何かがおかしい
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)
今日紹介する映画は【ゲット・アウト】。予告編で凄く気になって、久しぶりに観る前に早く観たくてワクワクした作品です。
【ゲット・アウト】
顔演技度 95
オススメ度 90
総合 82点
週末に恋人の白人女性ローズ(アリソン・ウィリアムズ)の実家に招かれることになった黒人青年のクリス(ダニエル・カルーヤ)。しかし、この家族 何かがおかしい!言いようのない不安に襲われ、帰ろうとするクリスだったが……。
これの映画はジャンルで言ったら何になるんだろう?
ホラー❓ 確かに恐怖でした。
スリラー❓そうとも言えます。
ミステリー❓謎に包まれてますね。
全体的にはやはり、
この家族、何かがおかしい!
これがキーワードで、この謎を解いていくサスペンスである!と言うのが一番しっくりきます。
まぁ、正確には謎を解いていくというよりも、謎が勝手にわかっていくと言ったほうがいいのですが。
まず、ダントツで不気味なのが黒人女性使用人のジョージーナ(ベティ・ガブリエル)。
彼女の顔の演技だけで、とんでもないやばさが伝わってきます。
なぜ笑いながら泣いてるんだ!
不気味❗THE不気味
もう1人の使用人の黒人男性も、夜中に全力疾走しててやばいし、のちに出てくる白人の集団の中に1人いる若い黒人紳士もなぜか違和感たっぷり。
要するに、出てくる黒人がみんなちょっとおかしい、もしくは違和感があるのです。
じゃあ、白人はまともなのか?
そんなことも無さそうです。
クリスがその場を離れた時、その場の全員がフリーズして、クリスがいた方を見るしぐさ。
こいつら絶対何かある❗
何かあるのはわかる。でもそれがなんなのかわからない。
このなんとも言えないジレンマを、観客はクリスと共に味わうのです。
そう!それがこの映画の1番の醍醐味です。
そう!それが GET OUT❗
ただ、ここでちょっと不安になりました。
これだけ物語に入り込ませておいて、中途半端なオチだったりしないか?
結局なんだったの?とならないか?
杞憂に終わりました。
素晴らしい展開で最後まで盛り上がりっぱなしでした。
不気味だった数々の行動の謎もはっきりわかるし、オチも私には途中ではわからない素晴らしいものでした。(中には途中でわかっちゃう人もいるかも。)
私の中で1番のポイントは、なぜか不自然に開いている小さな物置の扉。その中のあるものを見て愕然とするクリス。
先ほども言ったように、主人公クリスと観客は同じジレンマを抱える運命共同体となっています。
したがって、クリスがそれを見たとき、我々観客も愕然とするのです。
そうだったのか!
と。
そしてここから怒涛の展開。
最後の最後まで目が離せません。
そう!これこそがまさにGET OUT❗
(特に意味はなし。ただ言いたいだけ。)
それにしても監督のジョーダン・ピール。
本作が監督デビュー作らしいですが、元々コメディー畑の人で、今後いろんなジャンルを撮れると思うので注目の監督です。
では最後にもう一度この言葉を叫んで終わりたいと思います。
GET OUT‼
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