映画【アウトレイジ 最終章】感想 最後は全員暴走だバカヤロー!
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、北野武監督・主演で裏社会に生きる男たちの抗争を壮絶に描いたバイオレンス映画『アウトレイジ』シリーズの最終作【アウトレイジ 最終章】です。
【アウトレイジ 最終章】
バイオレンス度 60
北野武度 90
オススメ度 70
総合 70点
関東最大の暴力団組織・山王会と、関西の雄・花菱会との抗争後、韓国と日本を牛耳るフィクサー張会長のもとに身を寄せていた大友(北野武)。
ある日花菱会幹部の花田が張会長の手下を殺してしまい、張グループと花菱は緊張状態へ突入する。
過去を清算する機会をうかがっている大友。
トップの座をめぐる争いが起きている花菱。
三者の思惑が交差し、それぞれの暴走が始まろうとしていた。
前回の【アウトレイジビヨンド】の最後で、あれだけ派手な事をしたから、大友は当然捕まっていると思いきや、韓国に逃げていたんですね。
【アウトレイジ ビヨンド】レビュー参照
前回、前々回は大友を中心に話が進んでいきましたが、今回は大友は話しの一部で(もちろん中心的ではありますが)、中心は花菱会の内紛になります。
そこで活躍するのが花菱会若頭補佐の中田(塩見三省)で、花田(ピエール瀧)のけつを拭いてやろうと動き回ります。
塩見さんはビヨンドで1番強面で迫力がありました。
最終章では、病み上がりで激やせしてしまった為に迫力は前回より落ちましたが、出番はかなり多く、西野(西田敏行)とのコンビは健在でした。
今回観てて思ったのは、
北野武監督
相変わらず淡々とした描写だなぁ
そして
相変わらず説明不足だなぁ
という事です。
淡々とした描写というのは、もはや監督の代名詞で、
これを観たくて見に行ってる
と言っても過言ではありません。
しかし、説明不足って事に関しては改善の余地があると思いました。
例えば、話しの中で片岡の名前が出てきますが、ビヨンドから5年経ってるので、片岡が誰だったか考えないと思い出せませんでした。
「片岡 片岡 あー、小日向さんね。」って感じ。
それから、刑事の繁田(松重豊)が途中で押しかける解体屋の人は、ビヨンドで山王会の加藤(三浦友和)の部下で、最後まで加藤に忠誠を誓ってた人ですよね。
ツナギ着た普通の解体業者なので、誰だか分かってない人多かったと思いますよ。
その場所がラストの方でも出てきますが、なぜわざわざ大友はあそこに行ったのか?いまだによくわかりません。(復讐のためってのは分かりますよ。絶対に外せない場所ってわけでもないでしょう。)
バイオレンス度 今回は60としました。
直接的な痛いシーンはかなり減って、苦手な人は観やすくなっています。
北野武監督はアウトレイジシリーズが終わって、次はどんな作品を手がけるのでしょうか❓気になります。
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