映画【ローガン・ラッキー】感想 『オーシャンズ11』シリーズのスティーブン・ソダーバーグ監督復帰第1弾
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、運もツキもないど素人の強盗団が仕掛ける、一攫千金 一発逆転の痛快クライム・エンターテイメント【ローガン・ラッキー】です。
【ローガン・ラッキー】
2017年11月18日公開
痛快度 80
オススメ度 75
総合 75点
昔から、ローガン家の呪いという不運の連鎖を断ち切れないローガン一家。兄のジミー(チャニング・テイタム)は週末に行われるカーレースの売り上げ金を強奪し、人生の一発逆転を狙う。
とてもテンポが良く、犯罪を扱っているのに本物の悪党が存在しない、好きなジャンルの映画でした。
本来なら85点くらい付けたいタイプの作品ですが、75点としました。
そのマイナス10点分について語っていこうと思います。
キャッチコピーの一部に、
運もツキもないど素人集団
とあります。
ど素人 ?
あれで❓
あんな大胆な計画を立てておいてど素人❓
という思いがありました。
しかもこの計画を立ててるのが兄のジミーローガンって。
全然頭良さそうに見えません。
バリバリ体育会系の肉体労働者です。
他のメンバーは素人感があって良かったと思いますが、あのお兄さんがこれほどまでの計画を立てられるのかなぁと、ちょっと附に落ちない感じが観ていて常にありました。
それでいて、計画自体はよく考えられていて良いんですが、かなりの部分で都合が良すぎますよね。
特に、刑務所の中の話運びがうますぎてマイナスです。
どう説得し説明すれば、囚人達はあんなに完璧に動いてくれるのでしょうか。
看守達に暴行し監禁しちゃったら、相当刑期増えちゃいますよね。
その他の場面でも
『文句言っても仕方ないよ。映画だもの。みつを。』
と言いたくなるようなご都合主義の展開が多々ありました。
誰かが何かを1つでも失敗したら、全てが水の泡となってしまう危険があるのです。
しかし❗
散々ご都合主義だとか文句を言いましたが、その都合の良さが、そのままノリの良さに繋がっているとも言えるのです。
都合がいいからノリもいい。
犯行時も見ていて緊張感がありません(いい意味で)。
見つかってしまうんじゃないかという緊張感じゃなく、
まぁ落ち着いて俺たちの計画を見てなよ。
と言わんばかりの落ち着きです。
警備員に見つかったり、酒場で喧嘩した男と出くわしたり、弟のクライド(アダム・ドライヴァー)の左腕の義手を誤ってポンプで吸い込んだりと、トラブルに見舞われますが、ジミーが書いた盗みのための10カ条に書いてある
予想外の出来事が起こると心得る❗
の通り、トラブルにも冷静に対処していきます。
そして、ここからが今までの映画になかった
とんでもなくトリッキーな展開
になっていくのです。
詳しくは書きませんが、一旦
「なんでそんな事するの❓」
と思わせてから、最後に丁寧に種明かししてくれます。
果たして、ローガン一家は長年の呪いの呪縛から解放されるのでしょうか?
それにしても、子役の子のカントリーロードはうるっときましたね。あれだけで軽く2兆点は出てます。
書き忘れましたが、ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンドの様な紳士的役もいいけど、今回の様な、悪だけどちょっとお茶目な役もいいですね。
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