映画【ザ・コア】感想 人類は1年以内に滅亡する
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、2003年制作のSFパニック映画【ザ・コア】です。
【ザ・コア】
2003年6月3日公開
お約束度 80
コア再現度 20
オススメ度 55
総合 50点
突如、世界各地で起こった異常気象。原因は地球の核(コア)が停止してしまった事だと判明する。このままでは太陽光をまともに受けた地球は1年で燃え尽きてしまう。それを防ぐために各分野の専門家スペシャルチームを組み、地球の地下深く(約3200㎞)まだ潜り、そこで核爆発を起こし、コアの再回転を促さなければならない。かくして地球の運命は彼らに託されたのだった。
いや〜、久しぶりに超ド級のB級映画を観てしまいました(^_^)。
2003年の公開当時、テレビで結構大々的にCMをやってたから「アルマゲドン」クラスの映画なのかと思っていました。
何をもってA級映画、B級映画と言うかはさて置き、映画の中で出てくる突貫工事で作った特殊車両と同じ様に、この映画も突貫工事で作ったのかなと思ったほどです。(嫌味です。)
まず、2003年制作なのに映像が古臭い。
1番の見せ場であるはずの地球内部のコアの映像。
ここで観るものを引きつけてほしいのに、なんかよくわからない映像が……。
おそらく、作り手も地球内部の明確なイメージを持ってなかったんじゃないですかね。
観客に対しては、コアの仕組みを言葉では説明してたけど、いまいち理解しづらい。
そこで、こんな感じだよって、映像でもっと明確に示してくれたらよかったのに、なんとなくごまかされた様な、抽象的な絵を見せられたなと感じました。
そう考えると、クリストファー・ノーラン監督が映画「インターステラー」で、誰も見たことのない『4次元の世界』をあれほど見事に映像化してくれた事、そしてそれをスクリーンで観られた事は、すごい事だったんだなぁと感心するのでした。
【インターステラー】レビュー参照
それから、主人公のジョシュ(アーロン・エッカート)が、仲間を助ける為に扉を開けろとベック(ヒラリー・スワンク)に詰め寄る所は、扉を開けたら全滅するのが目に見えてるので主人公が馬鹿過ぎて笑えないです。
ヒラリーを主人公にすれば良かったのに、なんて思いながら観てました。
だいたいからして、映画【ライフ】でもそうでしたが、乗組員6人くらいで始まる映画は次々に人が死にますよね。こういう映画のお約束ですね。
【ライフ】レビュー参照
ちょっと文句が多くなっちゃいましたが、良いところも。
冒頭から無駄な所がなく、仲間集めもトントン進み、金に糸目をつけずに最高の技術と人を結集した事です。
だからこそ、コア内部の映像にとことんこだわって欲しかった。
何年後かにノーラン監督でリメイクしてくれないですかね。