映画【ルイの9番目の人生】感想 ネタバレなし なぜルイは9年間で9度死にかけたのか?
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
本日紹介する映画は、9年間に9度死にかけた少年の数奇な運命に隠された謎を解き明かす、極上の心理サスペンス【ルイの9番目の人生】です。
【ルイの9番目の人生】
2015年 カナダ/イギリス 日本公開2018年1月20日
ミステリー度 80
ルイ不思議度 85
オススメ度 75
総合 73点
少年ルイ・ドラックス(エイダン・ロングワース)は、8年間で生死の境をさまよう大事故を8度体験してきた。そして9歳の誕生日に、断崖絶壁から転落する9度目の事故を起こす。
なぜルイは、これほどまでに不運な星の下に生まれたのか?
病院のベッドで眠り続ける彼の周囲で、奇妙な出来事が相次ぐのはどうしてなのか?
やがて、この小さな命を救おうと尽力する担当医パスカル(ジェイミー・ドーナン)は、謎に包まれたルイの秘密を解き明かそうとするのだが……。
こちらは予告編で観てからずっと気になっていた作品。
9年間で9度死にかけるってどんだけ〜❗って思ってたから、早く真相を知りたいんだけど、開始早々に教えてくれるわけありません。(そりゃそうだ。)
さて、この映画は何系の映画なんでしょうか❓
ミステリー度は雰囲気的に高そう。
サスペンス要素もあるでしょう。
どちらでも良いんですけど、困るのはファンタジーだった場合です。
ファンタジー映画が嫌いなわけではありません。
ルイの秘密がファンタジー的要素で片付けられたら観た甲斐がないな、と思うわけです。
杞憂でした。
ルイの身に起こる事全てに理由がありました。
それも、きちんと納得のいく理由が。
ラスト30分から少しずつ判明されていく展開が1番の見どころです。
それにしてもルイ君は独特の雰囲気がありますね。
このルイ君が醸し出す雰囲気が、映画のミステリー度を大きく跳ね上げており、すべておいてプラスに作用してました。
大人びたセリフ。
知的水準の高さ。
秘密をバラした先生に対して激ギレするのに、自分はパパの秘密をママにあっさり喋っちゃう、という秩序の曖昧さ。
一体、何なんだこの子❗
中盤、黒い怪物が出てきたあたりから嫌な予感がしてきました。
「あー、そっち系に行っちゃうの?」
と心配しましたが、そっち系には深入りせず、きちんと現実感のある内容でした。
いや〜、ママが綺麗❗(どうした突然)
ママが綺麗で可愛い😍
誰ですかこの人。
サラ・ガドン って言うのか。
ママが綺麗であるって事も、結構物語のポイントになってきますね。
私は観ていて全く気付きませんでしたが、人によってはかなり早い段階でルイ君が抱える謎に気がつくかもしれません。
もし気付いてしまうと、その後しばらく退屈する事になるので、なるべく頭は空っぽにして、ただただ目の前で起こる不思議な現象を楽しんでください。