映画【シェイプ・オブ・ウォーター】感想 ギレルモ・デル・トモ監督が描くストレートな愛の物語
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日レビューするのはギレルモ・デル・トモ監督が、発話障害の女性と半魚人の交流と愛を描く話題の映画【シェイプ・オブ・ウォーター】です。
【シェイプ・オブ・ウォーター】
2018年3月1日公開
ファンタジー度 85
メッセージ度 75
オススメ度 80
総合 74点
1962年、アメリカ。政府の極秘研究所に勤めるイライザ(サリー・ホーキンス)は、ひそかに運び込まれた不思議な生き物を見てしまう。
周囲の目を盗んで“彼”に会いに行くイライザ。徐々に彼とコミュニケーションがとれる様になり、次第に惹かれていく。
しかし、彼がまもなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る。
はたしてイライザは彼を救い出せるのか?
アカデミー賞に最多の13部門ノミネートされ、予告編も何度も見て、非常に期待値の高い作品でした。
割とストレートに色々隠さず見せてくれていて、そこに評価も集まってるなと感じました。
私としても、今となってはあの表現方法で良かったと思ってますが、観ている時は「あのシーンいるかなぁ」というのがあって、気持ちが定まらないままの鑑賞になってしまいました。
なので、全体的に世間の評価よりやや低めの感想です。
ただ、時間がたって自分の中でだんだんと咀嚼できてきたので、少しずつ再評価してきています。
全体を通して特筆すべきは主演のサリー・ホーキンスの演技ではないでしょうか。
彼女は一言も喋ってないのに、多くの感情を彼女から読み取ることができました。
これは本当にすごいことです。
欲を言えば、あの生き物(彼)と親密になるまでをもう少しゆっくり描いて欲しかったかなと。
お互い気持ちがあるけど、なかなか近づけないもどかしさ みたいなものがあると、なお良かったと思いました。
それにしても時代が冷戦下の設定だったからでしょうか。
警備体制甘すぎませんか❓
掃除のおばちゃんがあんなに何度も簡単に出入り出来ちゃうなんて❗
政府管理の最重要生物ですよ。
扉の前に警備員立たせておきなさいよ❗
(まぁ それやられたらストーリーが変わっちゃいますね。)
敵役のマイケル・シャノン。
すいません、私知りませんでした。こんなすごい俳優がいたなんて。
あとひとつ言いたいことが。
ラストがとても美しかった。
納得の終わり方です。秀逸でした。
本年度のアカデミー作品賞で【スリー・ビルボード】とどちらが取るか!なんて言われていますが、個人的にはスリー・ビルボードの方が良かったと思います。
【スリー・ビルボード】レビュー参照
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