映画【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】感想
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日レビューする映画は、メリル・ストリープとトム・ハンクスが主演、監督がスティーブン・スピルバーグという豪華な組み合わせの政治社会派ドラマ【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】です。
【ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書】
2018年3月30日公開
社会派ドラマ度 95
オススメ度 80
総合 75点
ベトナム戦争の最中だった1971年、アメリカでは反戦運動が盛り上がりを見せていた。
そんな中、ニューヨークタイムスが政府の極秘文書“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在を暴く。ライバル紙であるワシントンポストのキャサリン(メリル・ストリープ)と編集主幹のベン(トム・ハンクス)も、報道の自由を求めて立ち上がる。
実在の人物をモデルに、都合の悪い真実をひた隠しする政府に対して、一歩も引かない姿勢で挑んだジャーナリストたちの命懸けの戦いを描写する。
予告編で観てた時から、ずっと楽しみにしていました。
なにせ主演の2人の演技合戦を、スピルバーグ作品として観ることができるんですから。
しかし❗
観る前に少しでもアメリカの歴史を知っておくべきでした。特にニクソン大統領についてと、ベトナム戦争については。
上映開始からたいした説明もなく、観ている人もある程度は知ってる事を前提として進むので、話しについていくのに必死でした。
そして序盤の30分くらいで私はこう思いました。
「あれ?もしかして、つまらない❓」
誰が誰で何をどうしたいのか?
それがわからないと、ただ難しい会話を聞いているだけになります。
自分の中の思考と理解が映画に追いついてきたのは中盤から。
そう!ペンタゴンペーパーズを手に入れてからです。
ここから一気に面白くなり、終わりまで完全に引き込まれました。
1番良かったのは、政府から発行差し止めの命令が来た時に、発行するのか、差し止めるのかの最終判断をキャサリンがする時。
大袈裟な演出はなく、ただキャサリンの顔にクローズアップしていくカメラ。
監督は全てをメリルの演技力にかけている!
そう感じました。
そしてそれが見事に成功しているのです。
1番最後でウォーターゲート事件につながるシーンが映し出されます。
これもこの事件の事を少し知ってるだけで
「あー、なるほど〜。ここにつながるのか〜。」
となるはずです。
最後まで細かいところの演出に手を抜かない。さすがスピルバーグです。
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