映画【ホース・ソルジャー】感想 武器は魂と馬
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、9.11直後、最初に戦地へと向かった12人のグリーンベレー。彼らのありえない作戦を描いた作品【ホース・ソルジャー】です。
【ホース・ソルジャー】
2018年5月4日公開
危険度 90
友情度 90
オススメ度 85
総合 86点
全世界を震撼させたアメリカ同時多発テロから17年、これまで秘密にされていた『9.11直後の最初の戦い』が明らかになった。
9.11の翌日、ミッチ・ネルソン大尉(クリス・ヘムズワース)は、自ら志願し最前線の特殊作戦の隊長に任命される。しかしその特殊作戦とは、わずか12人でアフガニスタン入りし、反タリバンの地元勢力を率いるドスタム将軍と手を組み、テロ集団の拠点マザーリシャリーフを制圧する危険任務だった。しかも、彼らに与えられた移動手段は、隊員のほとんどが乗った事のない“馬”だった。
9.11直後、敵勢5万人に対し、たった12人で戦いに挑んだ米軍騎馬隊。タイムリミットは僅か3週間。
もう、このフレーズだけでテンションが上がりますね。
観る前にテンション上げ過ぎちゃうと期待ハズレになる事が多いんですけど、今回は大丈夫でした。
おもしろかった👍
小学生みたいな感想になってしまいますが一言で言えばそんな感じです。
まず、主人公ミッチを演じたクリス・ヘムズワースが最高過ぎです。(以後クリヘムと呼ぶ)
2年間、訓練で隊を率いていて隊の仲間からは信頼もある。しかし、実践経験が少ないことから、上官やアフガンの現地部隊の将軍からはいまいち信用されていない。
その強さの中にある脆さや迷いを、クリヘムは見事に演じていました。
でも観てて思ったんですよね。
これってジャンルは戦争映画なのかな〜?って。
確かに思いっきり戦争してますから、間違いなく戦争映画ですね。
でも、監督のニコライ・フルシーや制作のジェリー・ブラッカイマーが1番描きたかった事は友情なのではないでしょうか。
主人公ミッチとドスタム将軍との友情。
アメリカ兵ベンと少年兵との友情。
命がけの戦場にあっても、心の交流は確かにあった。その事を伝えたかった様に感じました。
それから、隊の副官的役割を果たしたハル・スペンサーを演じたマイケル・シャノン。
最近では【シェイプ・オブ・ウォーター】の敵役が印象に残ってますが、こちらでは隊長を支える忠実な腹心。
途中、馬で腰をやられるとことかリアリティーがあってよかったです。
【シェイプ・オブ・ウォーター】レビュー参照
戦争映画として一定のリアリティーと緊迫感がありながら、グロいシーンがほとんどなかったことも自分の中で評価ポイントです。
ただ、タイトルは「ホースソルジャー」よりも、原題の『12 STRONG』の方が良かったかな。