映画【レディ・バード】感想 羽ばたけ!自分
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介するのは、本年度ゴールデン・グローブ賞で作品賞&主演女優賞を受賞し、監督のグレタ・ガーウィグの自伝的要素もある映画【レディ・バード】です。
【レディ・バード】
2018年6月1日公開
こじらせ度 80
オススメ度 80
総合 70点
閉塞感漂う田舎町カリフォルニア州サクラメント。カトリック系の女子校に通い、自らを「レディ・バード」と呼ぶ17歳のクリスティン(シアーシャ・ローナン)が、友人やボーイフレンド、家族、そして自分の将来について悩み揺れ動く様子を、ユーモアたっぷりに描く。
非常に評価が高い作品で、観る前から期待値が上がっていました。
しかし、期待値を上げ過ぎたのでしょか。
つまらなくはないんだけど、物語に入り込めない!
これはおそらく、
主人公のレディバードにあまり感情移入できないパターンのやつだ!
と思ったのです。
そもそも、クリスティンという可愛らしい名前がありながら、名前が気に入らないからと自分の事をレディバードと呼ぶ。
レディ・バードってwww
しかも親にまでその呼び方をさせるってなんなのこの子❗
序盤の、母親と喧嘩して車から飛び降りるのだって、
たいした事言われてないじゃん!
あの程度の喧嘩で飛び降りられたら、そりゃあ母親も悲鳴あげますよね。
こんな感じで観てたので、そりゃあ感情移入できないですよね。
でもテンポはものすごく良い。
話しがサクサク進むので退屈もイライラもしません。
ただ主人公に共感できないだけです。
それが、中盤のあるシーンから一気にレディバードの事が好きになります。
(好きになるってことは、共感できるってことです。)
それは最初の彼氏ダニー(ルーカス・ヘッジズ)がレディバードのバイト先に尋ねてきたシーンです。
ある事がきっかけで別れた2人。
怪訝な顔で追い返そうとするレディバード。
ここでダニーの心からの懇願。
それを聞いた瞬間、まるでマリア様のような優しい顔で全てを認めるレディバード。
「いいのよダニー。誰にも言わないわ。」
あー、やっと私のスイッチが押されたようです。
この子、嫌いじゃない❗
どこにでもいる、感受性豊かな良い子じゃん❗
と同時に、物語もポンポン進んで気づいたら終盤になっていました。
こうなると(レディバードの事が好きになって彼女目線で見ていくと)、終始口うるさい母親にちょっとイラっとします。(ちょっとだけよ。)
それなのに、最後の喧嘩では何も言わずにシカトを決め込んでくるではありませんか。
そんなに無視しないでいいじゃないか❗
と怒っても仕方ないんですけど(笑)
そうこうしている間に、この流れからの空港のシーン。
車の中のお母さんの顔の演技。
もうお母さんのことも好きです(^_^)。
終始お父さんはいい人でした。
お父さん、手紙ナイスです👍
最後に1つ文句を。
2人目の彼氏のカイル(ティモシー・シャラメ)。
イケメンだけど、こういう男に引っかかってはいけません。中身スッカスカですから。
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