映画【僕だけがいない街】感想 藤原達也、有村架純共演
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、三部けい原作の大ヒットコミックを、藤原竜也&有村架純共演で実写映画化した作品【僕だけがいない街】です。
【僕だけがいない街】
2016年3月19日公開
意外度 30
オススメ度 50
総合 50点
ピザ屋でバイトをしてる売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)は、周囲で悪いことが起きる気配を感じると自動的に数分過去に戻ってしまう[リバイバル]という現象に悩まされていた。
そんなある日、悟の母佐知子(石田ゆり子)が何者かに殺害されてしまう。そして何故か今回リバイバルされたのは数分前ではなく18年前だった。
全国3000店の書店員が選ぶ2015年の「コレ読んで漫画ランキング」で1位に選ばれたこともあり期待していましたが、点数的には総合で50点とあまり高くはなりませんでした。
要因はズバリ
子役の演技に対する演出にある❗
と思いました。
まず、この映画には2つの大きな特徴があります。
1つは、タイムスリップ物になると思うんですけど、主人公がそれにリバイバルという名前をつけている事です。
つまり、初めて起こる事ではなく、すでに何回かタイムスリップが起きた事がある後の話となっているのです。
ありそうでなかった作りです。
2つ目は、主人公が2人いるって事です。
1人は藤原竜也演じる藤沼悟。
もう1人は中川翼君演じる10歳の藤沼悟。
主人公がタイムスリップして18年前に戻ることにより、子供時代の藤沼悟が存在するわけです。
普通のタイムスリップ物なら、大人のまま昔に戻る設定だろうけど、この映画ではリバイバルなので、主人公は子供に戻ってしまうのです。
見た目は子供だけど、中身は大人のまま。中身が大人の子供が1人奮闘して、なんとか事件を解決しようと頑張るわけです。
なんだか名探偵コナンみたいですね。
コナン君の場合は、見た目が子供でも中身が大人なので、きちんと大人びた行動や言動をします。
しかし10歳の藤沼悟君は見た目だけでなく、
中身も子供のままにしか見えないのです❗
これはもう子役の子の演技力の問題ではなく、監督.もしくは演出家が全くそのことを意識しなかった、としか考えられません。
これは結構致命的ですよ。
そのせいで子供時代のパートではずっと
「おい!悟!お前大人だろ!しっかりせんかい❗」
って思いながら見てました。ちょっとストレスですね。
それから悟の母親役の石田ゆり子。
小学生の母親ならいいけど、大人になった悟の母親は流石に無理がありますよ。どう見てもお姉さんにしか見えません。
映画の公開時、まだ原作漫画は続いていたので、ラストは漫画とだいぶ違う結末の様です。
正直私にはあまり響かなかったけど、ストーリーは良く出来てるので気になる方は漫画の方をオススメします。
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