映画【ブッシュウィック – 武装都市 -】ネタバレなし感想 地下鉄を降りるとそこは戦場だった!
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、普通の大学生が慣れ親しんだ街で、いきなり戦場に放り込まれる様を描いたサバイバル映画【ブッシュウィック -武装都市-】です。
【ブッシュウィック-武装都市】
2018年8月11日公開
ハラハラ度 90
巻き込まれ度 95
オススメ度 70
総合 73点
家族に会うためにニューヨーク州ブッシュウィックの地下鉄の駅に降りた(^_^)大学生のルーシー(ブリタニー・スノウ)。周りに誰もいない不吉な雰囲気を察した彼氏が先に1人で地上に出ると、すぐに爆撃を受け死んでしまう。
突然のことに戸惑いながらも逃げるしかないルーシーは、途中で襲われそうなところを大男のスチュープ(デビッド・バウティスタ)に助けられ、行動を共にすることになる。
果たして2人は変わり果てた街ブッシュウィックを生き延びる事が出来るのだろうか……。
○ブッシュウィック-武装都市-ネタバレなし感想
わたくし、この手の映画は大好物です(^_^)。
予告編で観た時、
「こういうのが観たかったんだよー。」
ってなりました。
でもヤフーのレビューでは3.0位でちょっと低めですね。
さて、どうだったのか❓
まず観る前の情報として、全編通してわずか10カットで描かれているというのです。
これは少し前に観た【カメラを止めるな!】の37分ワンカットに通じるものがあるなと思いました。
【カメラを止めるな!】レビュー参照
ここでちょっと私の変なスイッチが入り、「本当に10カットなのかどうか数えてやろう」と思いつき、数えながらの鑑賞にチャレンジしたのです。(アホです😎)
最初はヘリから街を見下ろすカットで始まります。(1カット目)
するとすぐにカットが切り替わりました。
「あれ?もう2カット目❓」
そしてまた切り替わり、開始30秒で3カット目に突入。
あれ❓これはおかしいなと思ってたら、ヘリのシーンだけで13カットくらい切り替わっていました。
どうやらヘリのシーンは10カットのうちに入らないようです。(数えて損した)
地下鉄を歩く男女のシーンから本当の10カットが始まるのでした。(数えるのはやめました)
開始から最初の爆発まで約5分。
なんの説明もないまま助けを求めて街をさまよう事になるルーシー。
カット割りがない分、妙にリアルに感じて、観ているこっちも呼吸するのを忘れてしまいます。(10カットって言うけど、実際にはカット割りがないのでワンカットに見えます。)
ここからしばらく、主人公ルーシーと共に、無防備な状態で戦場に放り込まれた市民となり、観客も緊張感を味わう事になるのです。
これこそまさに映画の醍醐味の1つですよね。
自分は安全な所にいながら、戦場の危機感や緊張感を味わう事ができる❗️
そういう意味ではこの映画100点です。
なのになぜ世間の評価は低いのか❓🧐
それはこの映画がエンタメ映画ではなく、
超絶リアリティー反戦映画
になってるからです。
エンタメ性の高い戦争映画だと、主人公のカッコ良さに目がいってしまう事があります。
しかし、実際にはカッコ良さなんてものはなく、ただ悲惨な現状があるだけです。
決してカッコ良かったり、強かったりしない普通の女の子が主人公である事によって、戦争の無意味さを表した良作である❗️と鑑賞後少し時間をおいてそう思いました。
果たして、普通の大学生ルーシーと、大男のスチュープの2人は生きてこの街を脱出出来るのか⁉️
あまり詳しく書くとどういう展開が待っているかわかってしまうので、今日のところはこの辺で。