映画【コーヒーが冷めないうちに】感想
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、「本屋大賞2017」にノミネートされた同名ベストセラー小説を映画化した作品【コーヒーが冷めないうちに】です。
【コーヒーが冷めないうちに】
2018年9月21日公開
泣ける度 80
笑える度 70
オススメ度 80
総合 78点
喫茶店「フニクリフニクラ」には、ある席に座ると望み通りの時間に戻れるという不思議な噂があった。過去に戻るにはいくつかのルールがあるが、噂を聞きつけた人々がそれぞれの事情を抱えてやって来ていた。
タイムスリップの引き金になるコーヒーを淹れることができるのは時田数(有村架純)だけで、彼女もまた自分自身の秘められた過去に向き合っていく。
4回泣けます、と言う宣伝文句は完全に失敗でしたね。
今回、予告で気になったけど、この4回泣けますと言うフレーズで嫌気がしたって言う声をたくさん聞きました。
泣ける=良い映画
この方程式を映画ファンであればあるほど嫌うのです。
4つのエピソードから構成されているので4回泣けるなんて言ったのでしょうが、最初のエピソードはルール説明の意味合いが強く、これで泣く人はいないでしょう。
すると早速、
「4回泣けねーじゃん❗️」
となり、気持ちが離れがちに。
私は4回は泣けないという情報を得ていたので、この辺りの気持ちのハードルを下げておりました。(あしからず)
すると、説明パートの意味合いが強い第1エピソードに、本来主演でもいいくらいの波瑠がいるという贅沢さを楽しむ事が出来ました(^_^)。(タレントランク的な話)
ここまでで、
「なるほど、仕組みがわかったぞ。」
となった人はこの後の3つのエピソードを楽しむことが出来ると思います。
特に私のお気に入りは第2エピソード。
松重さんと薬師丸ひろ子さんのやりとりが秀逸で、病気の妻を想う松重さんの
「大丈夫だよー。」
は、言い方や言うタイミングが最高で、ここは泣いてしまいました(>_<)。
それから第3エピソードの平井姉妹の話。
吉田洋さんと松本若菜さん。
吉田洋さんはもう安定の良さがあったけど、今回驚いたのは松本若菜さんの方。
【愚行録】での演技が記憶に新しいですが、彼女は綺麗だけどどこか影のある役が似合う女優さんの印象がありました。
それがここでは元気いっぱいで笑顔を振りまく役。失礼ながら彼女には似合わないと思っていました。
失礼しました!笑顔の中に漂う哀愁。しかと受け取りました。
そして最後は架純ちゃんのエピソード。
物語のキーとなる幽霊(石田ゆり子)の謎も解けて、架純ちゃんの号泣して泣きじゃくってるのに可愛い顔も見られて満足です。
今後絶対売れるであろう伊藤健太郎君も、ちょい役ではなくがっつり出てたのでその時点も満足しました。
つっこみ所は満載ですが、そういうのは気にせず、ファンタジー映画を楽しむ事が大事です。
途中、結構笑えるシーンもあり、個人的にはオススメ度は高めです。
【愚行録】レビュー参照