映画【来る】ネタバレなし感想
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、「告白」「渇き。」の中島哲也監督が、「第22回日本ホラー大賞」で大賞に選ばれた小説「ぼぎわんが、来る」を映画化した【来る】です。
【来る】
2018年12月7日公開
ホラー度 80
オススメ度 75
総合 72点
田原秀樹(妻夫木聡)は恋人の香奈(黒木華)と豪華な結婚式を挙げ、新築マンションも購入し、すぐに子供も授かり、新米パパブログに精を出していた。
そんなある日、謎の訪問者が現れ、取り次いだ後輩の体調が悪化し謎の死を遂げる。
不安になった秀樹はフリーライターの野崎(岡田准一)から強い霊感を持つ真琴(小松菜奈)を紹介してもらうが……。
久しぶりの邦画のホラー。
結果から言うとゾックゾクしました。
そりゃーもうー、あれが来た時なんかは怖いと言うよりゾックゾクしましたね。
ゾワーっと鳥肌がたつのがわかりました🥶
話自体は荒唐無稽でめちゃくちゃなんだけど、まぁ一言で言ったら良かったですよ。
何が良かったかって、そりゃもうキャスティングでしょう❗️
主演は岡田准一となっているけど、最初の30分くらいは出てこないので妻夫木君が主演なんだなと思って観てました。
この主役級を2人も使っちゃうところとかやるなと思いました。
【恋は雨上がりのように】で中年のおっさんに恋をする女子高校を演じた小松菜奈さん。
今回は霊感の強いキャバ嬢役でしたが、こちらもズバッとハマっていました。さすがです。
他にも主役級の人たちはみんな良かったですけど、きりがないので意外な人を1人だけ。
柴田理恵さんです。
彼女が演じる霊媒師は胡散臭さ満載で、それはまさにこの映画が持つ特徴そのもののように感じます。
失礼だけどバラエティーの印象が強過ぎてこんなにハマり役になるとは思っていませんでした。
あと話題になってるのが秀樹(妻夫木君)のクズっぷり。
「たかが1人産んだくらいで…。」
等の不適切発言や、全く妻の気持ちを考えない空回りぶりは見事なクズだったけど、頑張っていたのも事実。
間違えた頑張りはこうも意味がないのか❗️
と戦慄を覚えました。
特にブログを頑張ってる秀樹の姿が自分と重なって、ちょっと笑えなかったです(u_u)。
この時私に何かが来た様な気がしました(笑)
原作小説のタイトルは「ぼぎわんが、来る」ですが、映画は「来る」とシンプルになってます。
これはインパクトが上がっていい変更だったと思います。
いきなりぼぎわんって言われても「誰❓」「何❓」ってなりますからね。