映画【パッドマン 5億人の女性を救った男】感想
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、2000年代になっても安全で安価な生理用品が普及していないインドで、愛する妻の為に自分で生理用品を作った男の実話を映画化したヒューマンドラマ【パッドマン 5億人の女性を救った男】です。
【パッドマン 5億人の女性を救った男】
2018年12月7日公開
行動力 90
オススメ度 85
総合 79点
インドの田舎町で新婚生活を送るラクシュミ(アクシャイ・クマール)は、妻の生理用品が不衛生な布を使用している事を心配する。店で売っている物は高くて買えない為、ラクシュミは自ら手作りを試みるがなかなか上手くいかない。だが、彼の熱意に賛同したパリー(ソーナム・カプール)の協力で、ついに低コストで大量生産できる製造機の発明に成功するのだが……。
私の中では【バーフバリ】に続いてのインド映画。
途中で踊り始めるのはあまり好きじゃないけど、今回は踊りは2、3回で少なめでした。
まず言いたいのが、
主人公ラクシュミの漢気についてです。
もう、なんなんですか!ラクシュミさん!
あなたカッコ良すぎですよ❗️
愛する妻に清潔な生理用品を使ってもらいたい一心で、自分がどんなに好奇の目に晒されても挫けず、何度失敗してもめげずに試行錯誤を繰り返す。
どんなに妻に拒否されても、信念を貫く強さと優しさを持ち合わせている男ラクシュミ。
こんな男に私はなりたい!
と言いつつも、女性の立場から見たら全く違った印象になるかもしれません。
と言うのも、妻のガヤトリ(ラーディカー・アープテー)はラクシュミの頑張りを全く期待していないのです。
それどころか「恥ずかしいからやめてくれ❗️」と迷惑がっています。
この辺りのすれ違いは、内容は違えど日本の夫婦の間でもよくあることではないでしょうか。
しかしラクシュミは、良く言えばブレない!
悪く言えば妻の気持ちを考えない❗️ので、お互いますますすれ違っていきます。
夫目線で見れば、
「ガヤトリ❗️もっとラクシュミのやってることを理解しろよ❗️」
になるし、妻目線で見れば、
「ラクシュミ❗️もっとガヤトリの立場も考えてやれよ❗️」
となる。
いや〜、夫婦ってどこの国も難しいものですね。
物語としては、前半は観ていて辛い場面が続くけど、中盤の教授に出会ってからはだんだんといい方向に進んでいくので、気分がノってきます。
そしてやっと現れる女性の協力者パリー。
彼女は本当に協力的で理解力があり、女性としても魅力的です。
この時点で観ている多くの男性はこう思うはずです。
もうガヤトリどうでも良くね❓
パリーの方が良くね❓
実はこのあたりの恋の行方も、映画の楽しみの一つであったりします。
ラストの国連でのラクシュミのスピーチは、笑いあり感動ありの最高のスピーチでした。
ここで気分を最高潮に盛り上げた後、果たしてラクシュミはどうするのか?
それは是非映画をご覧になってみてください。