2018年度劇場鑑賞映画ベスト10
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
2018年は劇場で92回、85作品を鑑賞しました。
2017年が53作品でしたからかなり増えたと思います。(まだまだ少ないですが。)
85作品の中で旧作のリバイバル3本を除く82作品の中からマイベスト10を発表したいと思います。
2018年劇場鑑賞映画マイベスト10
第10位
【検察側の罪人】
84点 8月24日公開
キムタクとニノの共演で話題となった今作がギリギリの10位でランクインしました。
特筆すべきはニノの演技❗️
もはやアイドルのそれではないですね。一体どこまで高みに到達するのでしょうか。
実はこの10位の座は、【アリー/スター誕生】にしようか最後まで迷ったのですが、キムタクのある行為が今年1番心臓がバクバクしたシーンだったのでこちらにしました。
【検察側の罪人】レビュー参照
第9位
【ワンダー 君は太陽】
85点 6月15日公開
予告編だけで泣きそうになった本作。
本編も期待を裏切らない作品となっていました。
製作陣の「ここで泣かせよう」みたいな魂胆が見え見えだと白けてしまいますが、きちんとした構成と丁寧な演出により自然と泣ける作りになっています。
特に良かったのが、障害を持つオギーだけでなく、お姉ちゃんのヴィアや、友達のジャックなどにもスポットを当て、それにより物語に深みが出ているところです。
あとはジュリア・ロバーツの顔の演技だけで3回くらい泣きそうになりました。素晴らしい❗️
【ワンダー 君は太陽】レビュー参照
第8位
【クワイエット・プレイス】
85点 9月28日公開
音を立てたら、即死!
このキャッチフレーズは正解でしたね。(実際には即死じゃないが)
音に反応して襲ってくる「何か」によって、人類滅亡の危機に瀕した世界で、生き延びた家族を描くという、ほとんどアイデア勝負だった気がしますが、これが大正解!
映画館では観客も一緒になって息を潜め、まるで体験型アトラクションのようにサバイバルを楽しむことができる映画でした。
脚本の粗が目立ち、批判的な意見もちらほら聞こえてきましたが、これだけハラハラドキドキできる作品はほかにありません。
あと、ラストは今年1番好きな終わり方でした。
【クワイエット・プレイス】レビュー参照
【Amazon.co.jp限定】クワイエット・プレイス ブルーレイ+DVDセット(ポストカードセット付き) [Blu-ray]
第7位
【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】
85点 4月6日公開
ロビン・ウィリアムズ主演で1995年に公開された【ジュマンジ】の続編で、前作から20年後の世界でゲームに閉じ込められた高校生たちの冒険を描く。
吹き替えと字幕でそれぞれ一回づつ観たんですが、断然吹き替えの方が良かったです。
「フェロモンがダダ漏れてる。」
このくだりでめちゃくちゃ笑えたし、幸せな気持ちになりました。
そうです。この映画のキーワードは
「多幸感」にあります。
ストーリー自体は特に捻りのないオーソドックス(悪く言えば子供騙し)なのに、なぜか観ててずっとほんわかした暖かい気持ちになり、2時間ずっと楽しめるのです。
【ジュマンジ ウエルカム・トゥ・ジャングル】レビュー参照
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]
第6位
【空飛ぶタイヤ】
85点 6月15日公開
ある日走行中のトラックのタイヤが外れ、直撃した主婦が亡くなる。整備不良が疑われる中、自ら真相解明に乗り出す男の奮闘を描く。
重いテーマを扱っていながらも、最後にはスカッとさせてくれる良質の逆転エンターテイメント作に仕上がっています。
何が良いかって、ひとえに演出です。
説明台詞ではなく、表情から気持ちがグイグイ伝わってくる作りになっていて、2018年度No. 1演出だと思います。
役者の演技もみんな素晴らしかったけど、ここで書いてるときりがないので詳しくはレビューで。
【空飛ぶタイヤ】レビュー参照
第5位
【スリー・ビルボード】
85点 2月1日公開
何者かに娘を殺された主婦が、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、町外れに3枚の看板を設置する。それにより、警察や住民との埋まらない溝ができ、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
第90回アカデミー賞で、主演女優賞と助演男優賞を受賞したこの作品。
観る人により色々な解釈の余地を残しながらも、強烈なインパクトを与えてくるので、観終わった後もしばらく余韻に浸っていました。
この作品がアカデミー作品賞を取れなかったのが不思議でなりません。私は完全に「シェイプ・オブ・ウォーター」より「スリー・ビルボード」派です。
【スリー・ビルボード】レビュー参照
スリー・ビルボード 2枚組ブルーレイ&DVD [Blu-ray]
第4位
【ホース・ソルジャー】
86点 5月4日公開
9・11直後に行われたテロとの戦いに身を投じたアメリカ特殊部隊の活躍を描いた戦争ドラマ。
「ホース・ソルジャー」は私が1番好きなタイプの映画です。
男の友情を描いています。
利害関係が一致してるから仕方なく行動を共にしてただけなのに、次第に心を許し、最後は硬い友情を結ぶという、どストライク映画なのです。
私以外にこんな高い評価をしている人を見かけません笑。
なので、人にはあまりオススメしていません。
観終わったら当然クリヘムになりきってる自分がいます(笑)。
【ホース・ソルジャー】レビュー参照
第3位
【あなたの旅立ち、綴ります】
86点 2月24日公開
人生の終わりを見据えた嫌われ者の老婦人と、キャリアに悩む若い女性記者が、世代を超えて育む友情を描いたハートフルストーリー。
2018年度1番の掘り出しもの作品がこれです。
予告で面白そうだったから観たけど、思ってたよりも2段階くらい上をいってました。
主演の女優ふたりの演技が本当に最高で、特にシャーリー・マクレーンの演技はその真髄を見せられているかの様でした。
映画は映画館で❗️が信条の私ですが、これは家で観ても絶対に面白いはずです。
【あなたの旅立ち、綴ります】レビュー参照
【Amazon.co.jp限定】あなたの旅立ち、綴ります[Blu-ray](色鉛筆セット付き)
第2位
【カメラを止めるな!】
93点 6月23日公開
なんと言っても今年はカメラを止めるな!の年ですね。
ものすごい評判の良さに期待値が上がり切った状態での鑑賞だったけど、軽く超えてきました。
普段は空いてる映画館を好む私ですが、人気作の為超満員での鑑賞でしたが、これが大正解。
笑えるシーンでみんな脚をバタつかせて大笑いしてるから、笑いが笑いを生む相乗効果でさらに楽しめました。
笑える映画は人と観るに限りますね。
ちなみに2017年度1位の【パターソン】で90点でしたから、まさか93点で1位になれないとは思いませんでした。
【カメラを止めるな!】レビュー参照
【Amazon.co.jp限定】カメラを止めるな! [Blu-ray] (「ONE CUT OF THE DEAD 現地リハーサル通しver.」DVD付)
第1位
【ボヘミアン・ラプソディ】
94点 11月9日公開
2018年度ナンバーワンに輝いたのは
ボヘミアン・ラプソディ
他の追随を許さない圧倒的高揚感と満足感。
今まで映画館で3回以上観た作品はなかったんですが、これは5回観ました。
IMAX、ドルビーアトモス、通常、IMAX、激アツ応援上映というラインナップでした。
「カメラを止めるな!」を観た時点で、もうこれを超えるものにはしばらく出会えない出会えないと思っていたので嬉しい限りです😊
【ボヘミアン・ラプソディ】レビュー参照
いかがでしたでしょうか❓
本来ならもっとミニシアター系の紹介もしたいし、ランキングの半分くらいはマイナーな映画の方が映画マニアって感じがしますよね。
まぁそこは伸びしろってことで笑。
あとは、公開日が2017年度だったので今回は入れなかった「勝手にふるえてろ」や、午前10時の映画祭で観た「ギルバート・グレイプ」、アジア人キャストだけでハリウッド映画として成功した「クレイジー・リッチ」、タイのカンニング映画「バッド・ジーニアス」など、とても良作なのでレビューを載せておきます。
【勝手にふるえてろ】