映画【スノー・ロワイヤル】感想 人が死ぬたびに笑える究極のブラックユーモア作品
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、犯罪に巻き込まれて殺されてしまった息子の復讐の為、犯罪組織に戦いを挑む父親の姿を描いた、ノルウェーのクライムドラマ「ファイティング・タディ 怒りの除雪車」を、リーアム・ニーソン主演でハリウッドリメイクした作品【スノー・ロワイヤル】です。
【スノー・ロワイヤル】
2019年6月7日公開
ロワイヤル度 90
オススメ度 80
総合 80点
豪雪地帯の田舎町キーホーに住むコックスマン(リーアム・ニーソン)は、長年の功績を認められ、模範市民賞を受賞した。その矢先、1人息子が犯罪に巻き込まれて死亡してしまった。背後に麻薬組織の存在を突き止めたコックスマンは、1人復讐を開始する。
一方、仲間が殺された麻薬組織は、敵対する麻薬組織によるものと勘違いし、敵対組織を襲撃。それにより報復合戦へと突入し、警察も含め四つ巴の争いに発展する。
この映画、キャッチコピーが秀逸です。
⚫︎模範市民賞受賞直後にキレる。
⚫︎壮絶な全くかみ合わない戦いが始まる。
この文言だけでも面白そうです^_^。
そして実際にすごく面白いときたもんだ!
リーアム兄さん(あえてこう呼ぶ)主演でクライムアクションと言えば、「96時間」シリーズの様なシリアスな展開を期待しますが、今回ははっきり言っちゃいますと
ほぼコメディです❗️
めちゃくちゃたくさん人が死にますが、そのたびに笑いそうになります🤣
不謹慎きわまりないし、最初の方は笑っちゃいけないと思って観てましたが、中盤から絶対笑わせに来てるなとわかってから人が死ぬたびにニヤニヤしていました。
これをコメディと言わずに何をコメディと言いますか⁉️(言い過ぎ笑)
まぁ、正確には超エッジの効いたブラックユーモア作品と言えるでしょう。
特に良かったのが人が死んだ後の演出です。
こんな感じに名前が出るのです。
名前と通称、ここではリンボが死んだ事がわかります。
この死んでから名前が出るまでのテンポがすごく良くて、これが笑いに繋がるし、なんというか癖になるわけです。
あとは、死んだら名前が出ることを逆手にとって、殺されるシーンをあえて省略し、名前が出た事で
「あっ、死んだんだな。」
と分からせる演出も上手いと思いました。
それから、敵キャラがたくさん出てくるけど、みんな一癖も二癖もあって退屈させません。
上の文章は全てこの映画に出てくるキャラですよ。映画観た後に読んだら、思い出してまた笑えてきます。
特に[空を飛ぶために生まれてきたギャング]は、決してそのために生まれてきた訳じゃないけど、結果としてそうなってしまったというシュールさが込み上げてきます(笑)。
最後にあまり存在感はなかったけど、警官役のエミー・ロッサムについて。
マフィアの抗争キターーーー‼️とテンションを上げちゃう、正義感たっぷりの若い女性警官。
まぁ、ぶっちゃけそんなに活躍はしないんですけど、昔私の大好きな作品【デイ・アフター・トゥモロー】で初めてエミーを見たとき、こんなに綺麗な人ががいるんだ⁉️と、思ったのです。
でもその後、なかなかメジャー作品で見る事がなかったので今回久しぶりに見て、今でもやっぱり綺麗で良かったです。
ちなみにこちらは、ステラン・スカルスガルド主演のオリジナル【ファイティング・ダディ 怒りの除雪車】です。