映画【パピヨン】感想 チャーリー・ハナム ラミ・マレック 2人が魅せる魂の演技
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、スティーブ・マックィーンとダスティン・ホフマンが共演し、脱獄映画の金字塔とも言われる73年製作の「パピヨン」を、チャーリー・ハナムとラミ・マレックでリメイクした作品【パピヨン】です。
【パピヨン】
2019年6月21日公開
シリアス度 90
友情度 90
オススメ度 65
総合 72点
胸元に蝶のタトゥーを入れてることから「パピヨン」と呼ばれる金庫破りの男(チャーリー・ハナム)は、組織のブツを拝借したことで身に覚えのない殺人の罪を被せられ、絶海の孤島にある刑務所に投獄されてしまう。そこで偽札偽造の罪で捕まった金持ちの男ルイ・ドガ(ラミ・マレック)に目をつけ、ボディーガードを引き受けて脱獄資金を手に入れようとする。数々の困難を共に潜り抜ける中で、2人は強い絆で結ばれていくが……。
重い!重すぎる!😣
こんなに重いって知ってたら観なかったかも(笑)。
「アルカトラズからの脱出」の様に、いかに難攻不落な刑務所から脱獄するのか?を楽しむ映画だと思っていました。
当然、オリジナルの「パピヨン」も観てません。
でも、これだけ重いテーマの内容でも、退屈だと感じる事はありませんでした。
なぜ、こんなに集中して鑑賞できたのでしょうか?
それはひとえに、
主演の2人の演技が素晴らしかったからです。
チャーリー・ハナムってこんなにセクシーでしたっけ?
「パシフィック・リム」で見たときは、セクシーのセの字も感じなかったんですけどね。
もともと金庫破りだし、脱獄の邪魔になりそうな奴とは組まないと断言してるから、かなりの悪党ではあるんですよね。
でも仲間は売らない、見捨てないという男の哲学みたいなものを持っていて、男から見てもカッコいい!しかもあの身体。
そしてセクシーさを増すパピヨンのタトゥー。
さらに、2年間の独房生活で痩せ細っていく演技。
「これがハリウッド流の体重コントロールか😱」
げっそりとして独房から出される姿は痛々しいものでした。
またこの独房のシーンでは、最初に音を立ててはいけないと言われます。
全く音のない時間が体感として5分くらい続くのです。
これには思わず観ている観客も息を殺し、身動き1つできない緊張感が流れていました。
こういうのって、映画館で観る醍醐味ですよね。
それからもう1人の主演ラミ・マレック。
「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー主演男優賞を受賞したのが記憶に新しいですが、今回のドガ役も完璧でした。
【ボヘミアン・ラプソディ】レビュー参照
メガネ越しからの彼の目力たるや、吸い込まれそうになると同時に、不安や恐れがビンビン伝わってきて目が離せなくなります。(そこまで計算してるのか!(◎_◎;)
この主演の2人の間に生まれる友情も見どころに1つになっています。
いや、違うな!
2人の友情こそが見どころなのです。
非常に重いテーマだと言いましたが、主演の2人の演技を見るだけでも価値がありますし、なりより鑑賞後に強く心に残る作品になってます。
気になった方は是非ご覧になってください。