映画【ザ・ファブル】感想 原作とイメージの違うキャストは許せるか?
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、2017年度講談社漫画賞を受賞し、ヤングマガジンで絶賛連載中の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化した作品【ザ・ファブル】です。
【ザ・ファブル】
2019年6月21日公開
アクション度 70
原作再現度 80
オススメ度 80
総合 78点
超人的な殺人能力を持つ伝説の殺し屋ファブル(岡田准一)は、ボスから1年間殺し屋を休業して、一般人として普通に暮らす事を命じられる。その間、佐藤アキラという偽名で相棒のヨウコ(木村文乃)と兄妹という設定で暮らす事に。そんな中、たまたま知り合ったミサキ(山本美月)が事件に巻き込まれ誘拐されてしまう。はたしてファブルは、誰も殺さずにミサキを救出出来るのだろうか?
ヤングマガジンで絶賛連載中の「ザ・ファブル」。
私も大好きで毎週楽しみに読んでおります。
半年ほど前に映画化されると聞いた時、嬉しさ反面、不安もありました。
1番の不安はキャストのミスマッチです。
中でも砂川役が向井理って
ハゲてなーいじゃーん❗️(原作はハゲたオヤジ)
それから海老原役が安田顕って
太ってなーいじゃーん❗️(原作は恰幅のいいオヤジ)
など、何人か納得のいかない人がいました。
そんな中での鑑賞、どうだったでしょうか。
結果から言うと
すごく良かった。
そして
ミスキャストなんて1人もいなかった
となります。
まず、脚本が素晴らしい!
原作ファンなら必ず見たいと思うシーンが全て網羅されていて、テンポも良いから中だるみもありません。
先に観た方の声で、ギャグがすべってたって聞いてたけど、いやいやそんなことないですよ。
原作に出てくる笑えるセリフがどんどん出てきて最高に笑えたましたよ。
- 心配していたキャストについて
1番イメージが違う向井君の砂川。気持ちいいくらいイメージが違うので、観ている間、原作の砂川が頭をよぎる事もなく、新しい砂川として受け入れる事が出来ました。
圧巻だったのは小島役の柳楽優弥。
実はこの小島に関しても不安はありました。
原作では小島は15年の刑期を終えて戻ってくるのです。
15年刑務所にいたとすると柳楽君では若すぎるからです。
ここで映画は大胆な改変を行います。
小島の刑期を8年に短縮したのです。
この改変は見事で、これにより他のキャラが若干若い事も辻褄が合ってきます。
砂川が若いのも気にならなくなるし、クロが小僧なのも「まぁいっか」となりました。
あと1人言っておきたいのが佐藤ヨウコ役の木村文乃さん。
完璧過ぎて引きました笑。
これほど心配のないバッチリイメージ通りのキャストって珍しいですよね。可愛くてエロくて強い!
続編でも期待してますよ!(多分あるでしょう。)
唯一のマイナス点は、ラストの攻防です。
ちょっと敵が多すぎて何やってるかわからないところがあったのが残念でした。
岡田君のアクションは素晴らしいので、もうちょっと敵を減らしてじっくり観たかったかな。
続編ではその辺の修正をお願いします。(多分あるでしょうパート2)