映画【ホットギミック ガールミーツボーイ】感想
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、累計発行部数450万部を超える相原実貴原作の同名コミックを、「乃木坂46」の堀未央奈主演で映画化した作品【ホットギミック ガールミーツボーイ】です。
【ホットギミック ガールミーツボーイ】
2019年6月28日公開
斬新度 90
パンチ力 90
オススメ度 70
総合 70
平凡な女子高生の成田初(堀未央奈)は、自分に自信のないどこにでもいる女の子だった。ある日、何も言わずに遠くへ引っ越してしまった憧れの存在の幼馴染小田切梓(板垣瑞生)が戻ってくる。すると、同じく幼馴染でドSキャラの橘亮輝(清水尋也)や、兄である成田凌(間宮祥太朗)からも愛されるようになり、彼女の心は揺れ動いていく。
なんちゅー映画だ❗️
これは良い意味でもあり悪い意味でもあります。
良い意味としては、斬新なカメラワークが挙げられるでしょう。
開始後すぐに始まる独特なカメラ回しと主役4人のカット。
あーもーこれ絶対面白いやつじゃん
そして圧倒的にエモーショナル
あーもーこれ絶対エモいやつじゃん
ラブコメ系があまり得意ではない私でもさすがにわかりました。
この映画、ただ者ではないと。
あれ、でもこのエモい感じ、最近味わった様な……。
「ウィーアーリトルゾンビーズ」だ。
この映画も開始後すぐに斬新で独特なカメラワークでがっちり心を掴まれる、まさにエモーショナルな作品でした。
詳しくはこちらのレビューで。
冒頭のなんちゅー映画だの悪い意味についてですが、これは一言
セリフがこそばゆい
これにつきます。
特に主要キャストの1人である小田切梓(板垣瑞生)のセリフときたらもう、聞いてて恥ずかしくなるくらいで、むずがゆくて掻きむしりたくなりました。
それを聞いて顔を赤らめる成田初(堀未央奈)。
なんでやねん!ツッコめや!もはやギャグだろ!
それからドSキャラの橘亮輝(清水尋也)。
だいたいなんだドSキャラって!性格悪いだけだろ!っていうか成田初!
受け入れるなよ!あそこでキスはありえんぞ!
そして初の兄成田凌(間宮祥太朗)。
目を覚ませ!兄妹だぞ!受け入れるな!
( ´ー`)フゥー...まったく、言動、行動、思考全てが危う過ぎて目が離せないよ。
なんだか文句が多くなってしまいましたが、これは私にこのタイプの映画の免疫がなかったからで、1時間も観てるとだいぶ慣れてきて落ち着きを取り戻しました。
カメラワークも普通になり、こちらが少し油断したそのタイミングで物語は佳境に入ります。
初と亮輝による魂の叫びのぶつけ合い。セリフのテンポに合わせて速さを増していくカメラワーク。
言ってる事はハチャメチャで支離滅裂なのに、パワーが半端なくてめちゃくちゃ引き込まれる作りで、気付けば私は心の中でこう叫んでいました。
4人共好きだー!
あーもーこれ絶対監督の術中に嵌っちゃってるよ。
なんなら初の妹茜(桜田ひより)も良かったし、同級生のすばる君(上村海成)も良かったし、突然の反町隆史にはびっくりしたけど、なんだかんだで吉岡里帆は最高でした。
映画を観た時の自分の状況や心境によって、コロコロと感想が変わる不思議な作りになっており、時間をおいて何度も見直したい作品です。興味を持たれた方は是非。