映画【リミット】ネタバレなし感想 閉所恐怖症でも鑑賞可能か?
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、地中の箱に閉じ込められた男の脱出劇を全編暗闇の中で描いた異色シチュエーションスリラー作品【リミット】です。
【リミット】
2010年11月6日公開
ハラハラ度 80
窮屈度 99
オススメ度 40
総合 65点
イラクでトラックの運転手として働いていたポール(ライアン・レイノルズ)は、武装勢力に襲われて目を覚ますと棺の中に閉じ込められていた。手元にあるのは携帯電話、オイルライター、ナイフ、ペン、酒のみ。残りの酸素のタイムリミットが迫るなか、必死に脱出を試みるが……。
前から気になっていた作品ですがずっと避けてきました。なぜなら私は閉所恐怖症だからです。
閉所恐怖症の人にとってあの棺の狭さはもはや地獄の所業!観る事はないだろうと諦めていましたが、人からオススメされたし、最後どうなるのか気にはなっていたので覚悟を決めての鑑賞になりました。
まず、閉所恐怖症の人が観ても耐えられるか❓について。
ギリギリ鑑賞可能❗️
って言うのが私の回答です。
なぜ可能なのか?それは、
照明を全く使っていないからと言えるでしょう。
冒頭の数十秒間、画面は真っ暗。
ガサガサと音は聞こえるけど、ずっと真っ暗だから「ん?壊れた?」と思ったくらいです。
やっとライターで火をつけたけど、顔の周りを照らすだけ。
そうなんです!この映画の照明って、ライターの火と携帯の光だけなんです。(あっ🤭懐中電灯もあった)
だから圧迫感が少なくて済むんですよ。そりゃそうだ、そもそも見えないんだから😅
棺の全体像が見えないことで、どれほど狭いかが分かりづらいから息苦しさを感じにくい訳です。
さて、自力では脱出は出来ないと分かったポールは、携帯で外と連絡しようとしますが、ここからの流れがとても良いです。
誰に連絡するのが良いのか?
アメリカ政府?
大使館?
それとも自分を雇っている親会社?
いや、まずは家族が先だろ!
その切羽詰まった感情をライアンレイノルズが見事な一人芝居で魅せてくれます。
ここで主人公がバカなことやあり得ない行動をすると、一気に興ざめしてしまいますが、ポールはだいたいこちらが思う通りに動いてくれるので、まるで自分が閉じ込められた気になり、緊迫感を一緒に味わうことが出来るのです。
ここでこの映画のキャッチコピーを振り返ってみましょう🤗
目覚めたら箱の中。脱出不可能。その時あなたを救うのは誰だ?
そう!ポールを救うのは一体誰なのか?
そこには実は政治的なメッセージがありました。
どんなメッセージなにか❓
果たしてポールの運命は❓
……
……
……
ネタバレなしのこのブログでは言えません。
気になる方は是非ご自分の目で確かめてください。