映画【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】感想 スティーブン・キング史上最恐小説の映画化
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画はスティーブン・キング原作のホラー映画【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】です。
【IT/イット “それ”が見えたら、終わり。】
2017年11月3日公開
恐怖度 99
青春度 85
オススメ度 90
総合 83点
本当は全く観る気なかったんです。
だってあの予告編観ましたか❓
予告編の2分間で、あんなにゾワゾワさせられたのは初めてです。
ゾワゾワ❓ゾクゾク❓ゾゾゾゾ❓
あーもう、擬音はなんでも良いんですけどね。
とにかく観る気はなかったんです❗
では何故観たか❓
一言で言えば、
ツイッター上での評価が抜群に良かったから
です。
そして、その多くが
- そんなに怖くなかった。
- スタンド・バイ・ミーの要素があった。
- ちょっと泣けた。
など、怖いだけではなく、ホラー以外の所の評価がすこぶる高かったわけです。
確かに、出てくる少年たちは皆、家庭環境に問題があったりして、そこからどう成長するかを描いている側面もありました。
がしかし❗ここは声を大にして言わなければなりません。
めちゃくちゃこえーじゃねーか❗
スタンド・バイ・ミー❗
嘘つけ❗めちゃくちゃこえーじゃねーか❗
すいません。ちょっと取り乱しました。😰
冷静になると、確かに原作者がどちらもスティーブン・キングなので、スタンド・バイ・ミーを彷彿とさせるシーンもありました。
少年達(ルーザーズクラブ)の紅一点ベバリーが、水着(下着)で寝そべってる時のそれを見つめる少年達の顔。
ベバリーに気付かれた時の、視線を外すわざとらしい仕草。
ほのぼのとして笑えます。
ここだけ観てたらホラー映画だって事を忘れそうです。
『なんなら、こういう路線で一本映画作れるんじゃない?』
『もう、ホラーとかやめてほのぼのいこうよ。』
この時の私の心境です。
しかし、そういう訳にはいきません。
場面が変わると突然“それ”はやってきます。
何度も❗
そう、何度も❗
私は映画を観るまでは、あまり詳しい内容を知りませんでした。
そこで、ツイッターで感動したっていう感想を聞いて、
実はピエロは良いもんで、子供達をかくまってるだけだった!
なんてオチじゃないかと思っていました。
最初にジョージが襲われるまでは……。
予告編の時によく流れてた、黄色いレインコートを着た少年が、道路脇の雨水を流れる紙の船を追いかけるシーン。
本編もそこから始まり、排水路から奴が登場。
やばい奴出てきたよ〜。逃げてーー、逃げてーー!
早くも私の予想は間違いだったと気付かされます。
ジョージーー❗
そしてここから、少年達の現状を静かに伝えるパートと、超絶ホラーパートが交互にやってくるのです。
もういいよ。
もう疲れたよ。
えっー!まだ続くの❓
なんで1人で行くんだよ❗
私の心の中の声です。
まるで、ジェットコースターが苦手な人が無理やり乗せられて、ぐったりしてる感じです。
それにしても少年達は皆、勇気がありますね。
彼らの勇気が映画を盛り上げてくれて、さらに恐怖の数を増やすことになってます。
特に主人公のビルは、途中で恐怖の感覚が麻痺して、逃げるピエロを追って仕留めにいってますからね。
何故行くんだー!
と、
チャンスだ、行けー❗
が入り混じる不思議な感覚を味わえるところが、この映画の魅力のひとつなんだなと思います。
さて、子供のパートが終わったところで第1章完になりました。
大人になってからのパート第2章がありそうです。
これ以上恐怖度が増したら耐えられない気もしますが、多分観るでしょう。
そう、多分。……maybe。
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