映画【アトミック・ブロンド】感想 シャーリーズ・セロンが繰り広げるノンストップの肉弾戦
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、シャーリーズ・セロンが体当たりで、女性版ボンドを演じた作品【アトミック・ブロンド】です。
【アトミック・ブロンド】
2017年10月20日公開
アクション度 75
体当たり度 90
オススメ度 70
総合 68点
舞台は東西冷戦中のベルリン。世界中で暗躍するスパイの名が記されたリストを奪い返すため、ローレン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)が、やがて崩れゆく壁に隔てられた東西ベルリンを行き来する。
最初に予告編でシャーリーズ・セロンのアクションシーンを観たとき、ダイナミックな動きなのにバックで流れてる音楽が80年代のポップな曲で、そのギャップに心が踊ったのでした。
この様に、場面と音楽のアンバランスさを利用した手法は、使われ方は違いますが『パターソン』でも見受けられました。
【パターソン】レビュー参照
予告編で心が踊った後、実際に観てみてどうだったのか。
一言で言えば
予告編で観た通りだった
悪く言えば
予告編で観た以上のものはなかった
となります。
例えば、男の首にロープをかけて飛び降りるシーン。
本編で初見だったら、
「おー!まじかよー❗」
ってなってたと思うんですよ。
でも、予告編で何回も観たシーンだから
「あー、ここね。」と冷静に観られてしまう。
車の中でハイヒール👠を使って男をしばき上げるシーンもしかり。
要するに、予告編でメインとなるアクションシーンをほとんどやってしまっているんです。
これはかなりのマイナス要因です。
予告編で高まった期待値を少しでも超えてくれないと、面白かったという感想にはなりにくいですよね。
では、つまらなかったか?
いやいや、そんなことはないです。十分楽しみました。
特に、7分に及ぶ階段での格闘シーン。
女性でここまで格闘に体当たりで臨んでる人いますかね?
彼女の強さとかっこよさを見るだけでも価値があると思います。
それから共演者についても言っておきます。
ローレンと現地で活動を共にするパーシヴァル役のジェームズ・マカヴォイ。
「スプリット」での怪演が記憶に新しいですね。
【スプリット】レビュー参照
敵か味方か疑わしい人物を見事に演じています。
あとは、「ザ・マミー」で邪悪な女王アマネットを演じたソフィア・ブテラ。
【ザ・マミー/呪われた砂漠の王女】レビュー参照
彼女も最初の登場から怪しい。ローレンに近づいてきて油断なりません。
その他、MI6、CIA、KGB、DGSEなどが入り乱れて騙し合うため、集中してないと置いてかれます。
ただ、置いてかれてよくわからなかったと言う人も、パンフレットの最後にほぼネタバレと言えるくらい詳しく解説が載ってるので、安心してください。(載ってますよ。)
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