映画【ボブという名の猫 幸せのハイタッチ】感想 世界をほっこりさせた心温まる実話
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
本日紹介する映画は、イギリスでシリーズ合計1000万部を超える大ヒットを記録したノンフィクション『ボブという名のストリート・キャット』を映画化した作品【ボブという名の猫 幸せのハイタッチ】です。
【ボブという名の猫 幸せのハイタッチ】
2016年 イギリス 日本公開2017年8月
感動度 60
猫可愛い度 65
オススメ度 75
総合 68点
ロンドンで夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ )。
薬物依存でどん底だった彼のもとにある日、怪我をした野良猫(ボブ)が迷い込んでくる。有り金をはたいてボブを助けて以来、2人はどこへ行くにも一緒で、その姿が世間の注目を集めるようになる。
しかし、彼らの前に次々と試練が訪れ、そのたびに1つ1つ乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れる。
あー、なんて言ったらいいんだろう。
評判がものすごく高かったこの作品。
つまらなくはなかったし、終わり方も良かった。
特にジェームズとお父さんとの関係に涙しました。(感動の)
それなのに、観終わって「いい作品を観たーー。』とはなりませんでした。
で、感想はなんて言ったらいいんだろう!
になってしまった訳です。
普通にいい作品。
なのに自分にははまりきらなかった。
何故だろう❓
しばらく考えてなんとなくわかりました。
それはおそらく、私が主人公ほど物事を許せるタイプではなかったって事が原因ではないかと思います。
主人公のジェームズはすごくいい奴なんです。
いろいろあって薬物に手を出してダメな所もあるけど、根がいい奴なんです。
それなのに周りにムカつく奴が多い❗
腹ペコで朝から何も食べてないと訴えているのに、目の前で残り物を捨てる店員❗
猫(ボブ)に犬をけしかける飼い主❗
エリア外での本の販売をチクる奴❗&それで一か月販売禁止を命令してくる奴❗
もうジェームズ切れていいですよー❗
ここで切れないでいつ切れるんですか‼林「今でしょ」
多分、それでも切れないジェームズの代わりに、映画観ながら切れてたんでしょうね。
だからいい作品を観た後なのに、心が晴れやかになりきらなかったんだと思います。
あと、猫のボブですが、なんとご本人(ご本猫)なんですね、演じてるのが。
それはそれでリアリティがあっていいんですが、やはりオーディションを勝ち抜いてきた猫じゃないから、なんて言うか愛嬌を振りまかないんです。良くも悪くも。
「はい、猫ですが何か?」
ボブは特に何もしません。
ボブのとった行動が劇的な何かを引き起こす!なんてこともありません。
ただそこに居るだけです。
ハイタッチはしますが、ジェームズと2人の時だけやってます。見世物にしてないんです。
ただ歌を歌いたいジェームズ。
ただジェームズのそばにいたいボブ。
欲がない2人だからその後の好転につながっていくわけです。
私のようなひねくれ者じゃなければ楽しめる作品です。
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