映画【search サーチ】感想 手がかりはSNSの中にある
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、全ての映像がパソコンの画面上で物語が進むクライムサスペンス【search サーチ】です。
【search サーチ】
2018年10月26日公開
情報量 90
ハラハラ度 70
オススメ度 85
総合 79点
ある日突然姿を消した16歳の女子高生マーゴット(ミシェル・ラー)。父親のデビッド(ジョン・チョウ)は、すぐに警察に捜索依頼をし捜査が開始されるが、家出なのか誘拐なのかもわからないまま時間だけが過ぎていく。デビッドは娘のSNSにアクセスし、そこから情報を得ようとするが……。
○手がかりはSNSの中にある
物語のすべてがパソコンの画面上で進んでいくという試み。
結果から言うと完全に成功しています。
パソコンの画面上に常に情報があり、細かなところまで目で追っていくので集中力が必要です。
なので中だるみなるものは存在していません。
ただ、重要なところは字幕が出ますが、それ以外は英語なので、
英語が読めた方が2割増しで楽しめる
と思った方がいいでしょう。
私ですか?もちろん読めません(о´∀`о)
非常に楽しめたこの作品ですが、実は最初の1時間くらいはあまり集中できずにいました。
それは私の中に
こんなにきちんとした作りの作品ならば、パソコンの画面演出にこだわらなくても良かったのでは?
と言う思いがあったからです。
最初慣れるまで少し気が散ってしまったってのもあるけど、普通のカメラワークでじっくりと見てみたいなと。
それでも充分に楽しめるストーリーになってるじゃん!って思いました。
特に上の写真の場面。
これは、捜査を担当したヴィック捜査官(デブラ・メッシング)とのテレビ電話(スカイプ)画面ですけど、
真夜中に顔見て話す必要あります?
絶対普通に電話でいいはずですよ!
でも電話だとパソコン画面設定にできないから、だからわざわざスカイプで話してるんですよね。
ここで若干シラケちゃって前半は面白いと感じませんでした。
がしかし、
後半、ある人物に疑いの目がかけられた辺りから一気に面白くなり、それと同時に、パソコンの画面というのを忘れるほど集中していました。(知らず知らずのうちに)
ここからもう怒涛の展開で、伏線の回収も素晴らしく、奇抜な撮影方法だけでなく、超1級品のクライムサスペンス映画となっています。
大画面の劇場じゃなくても家で観て楽しめるのでオススメします。