映画【ビリーブ 未来への大逆転】感想 彼女の物語が、世界を変えた
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、1970年代のアメリカで、世紀の男女平等裁判に挑んだ女性弁護士を描いた作品【ビリーブ 未来への大逆転】です。
【ビリーブ 未来への大逆転】
2019年3月22日公開
ストーリー 80
オススメ度 80
総合 82点
ハーバード法科大学院に入学したルース・ベイダー・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)は、大学院を首席で卒業するが、女性であることを理由に弁護士にはなれず、大学教授として働いていた。
男女平等の講義に力を入れていたルースは、男性であることを理由に控除を受けられなかった訴訟を目にし、男女平等裁判の盲点を突く作戦に打って出るのだった。
主人公のルースを演じたフェリシティ・ジョーンズ。
どこかで見たことあるなぁと思ったら「ローグ・ワン」の主人公ジン・アーソでしたか。
あちらも役にぴったりでしたが、こちらのルース役もとても似合っていました。
【ローグ・ワン】レビュー参照
ストーリーは、導入部分から分かりやすく、テンポも良くダレるところがありません。
完全に私好みの作品です(^。^)
テンポが良いと言いましたが、途中で11年後になった時はさすがに飛び過ぎだろ!とは思いました😅
何より気に入ったのが、男女平等裁判を起こしたのに原告側が男性というところです。
普通は立場の弱い女性の弁護を引き受けて、それをアピールしていくところを、男性という理由で受けるべき控除を受けられなかった人の弁護をする、という逆転の発想が面白いと思いました。
それからもう一つ良かったのは、ルースの良き理解者で夫のマーティンを演じたアーミー・ハマーです。
一緒に写ってるのは娘のジェーン(カイリー・スパイニー)。「パシフィック・リム アップライジング」では主役の1人アマーラを演じていました。
【パシフィック・リム アップライジング】レビュー参照
鑑賞中、なかなか事が上手くいかないもどかしさや、根強い性差別によって重苦しい時間を過ごすことになります。
しかし、アミハマ君(アーミー・ハマーのことは親しみを込めてこう呼ぶ事にする)の包み込む様な優しい眼差しで何度救われた事でしょう。
ルースに対してだけでなく、娘のジェーンにも優しい。
仏か!
3回くらいツッコミました。
脚ながっ!
5回ツッコミました。(嫉妬)
中盤までの流れも良かったけど、やっぱり1番はラストの法廷での戦いでしょう。
ネタバレはしない様にしますが、そもそもサブタイトルに大逆転という言葉を使っちゃってる時点でだいたい分かりますよね。
だから方向性だけは言っちゃいますけど、最後の4分強のルースの演説は最高でした。
あと、エンドロール中に流れるエンディング曲が素晴らしかったのでリンクを貼っておきます
Here Comes The Change (From the Motion Picture ‘On The Basis of Sex’)
余談ですが、5月10日より今作の主人公ルース・ベイダー・ギンズバーグの活躍を描いたドキュメンタリー【RBG 最強の85才】が公開になります。
こちらも気になります。