映画【ハンターキラー 潜航せよ】感想 潜水艦モノに外れなし!
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、久しぶりの潜水艦モノで、小説家のドン・キースと、米海軍潜水艦の元艦長ジョージ・ウォレスによるベストセラー小説を映画化した作品【ハンターキラー 潜航せよ】です。
【ハンターキラー 潜航せよ】
2019年4月12日公開
ナイス緊張度 90
ナイス艦長度 90
オススメ度 85
総合 85点
ロシア近海で1隻の米海軍潜水艦が消息を絶った。この異常事態にジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)艦長率いる攻撃型原潜ハンターキラーが捜索に向かう。
その頃、ロシア国内でクーデターの動きがあり、それを阻止するためにハンターキラーには過酷な任務が下されるのだった。
映画業界に久しぶりに現れた潜水艦モノの傑作❗️という前評判通りの面白さでした。
ほとんどマイナス点は見当たらないんですけど、あえて1つ最初に言っておくと、グラス艦長がハンターキラーの艦長に選ばれた理由が説明不足ですよね。
なぜ艦長未経験のグラスがあれだけ重要な任務の艦長に選ばれたのか?その説明はあっても良かったです。
と、言いつつも、最後まで見た後なら彼がどれだけ優秀かは誰でもわかるので、あえて飛ばしたのかも知れません。
ここからは良かったところを、と言ってもほとんど全て良かったんですけど笑。
まず潜水艦アクションによくあるパターンで、敵のソナーに探知されないようにするところ。
ロシア領域に突入後、救出したロシアの艦長が「シー!」とします。
すると乗組員だけでなく、観客も全員息を殺して静まり返るんですよね。
ナイス緊迫感👍
さらにお約束の展開で、このタイミングでミサイルを固定してるネジの緩み発生。
急いでスパナでネジを締め直しホッとすると、スパナが落下。
床に落ちるギリギリのところでキャッチ。
ナイスキャッチ👍
こういうありきたりな展開もテンポが良くて嫌な感じがしません。
そしてこの映画について最大のセールスポイントがあるとすれば
地上戦があること
ではないでしょうか。
物語の大半が狭い潜水艦の中だけだと、見ていて若干の息苦しさを感じてしまいます。
いい緊張感の後、息継ぎをするかの様に地上戦に切り替わる。
これって今まで、ありそうでなかった新しいパターンだと思います。
地上戦の奴らも癖があって良いんですよ。
ロシア大統領の救出という激ムズミッションなのに、4人しかいないというところはこの際突っ込まないでください笑。
時々、強引な展開やツッコミポイントがあるって事も含めてこの映画の魅力となっています。
つまり良い意味でのB級感があるわけです。
あとは、出ている役者がちょい役を含めてみんな良かったですね👍
米露両艦長はカッコ良かったですし、副艦長の戸惑いや迷いも良かった。
小型船で救出に向かう2人も良かったし、作戦を考えた軍人も良かった。
あれ❓良かった人しかいないですね。
ゲイリー・オールドマンは、「ウィンストン・チャーチル」の怪演が評価されていますが、個人的にはこっちの様にきちんと顔がわかる演技の方が良いと思います。
ストーリー、キャスト、テンポ、展開、アクション、緊張感と全てが高水準の映画です。
強烈にオススメします。