映画【空母いぶき】感想 かわぐちかいじ原作コミックを映画化
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、「沈黙の艦隊」で知られるかわぐちかいじ原作のベストセラーコミック「空母いぶき」を、西島秀俊と佐々木蔵之介の共演で実写映画化した作品【空母いぶき】です。
【空母いぶき】
2019年5月24日公開
リアル度 90
オススメ度 75
総合 76点
日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員を拘束する事態が発生。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣するが……。
佐藤浩市さんの発言で物議を醸した本作。
本来なら、こんな注目のされ方ではなく、内容の良し悪しで話題になりたいものですよね。
まぁ冷静にあの記事を読めば、佐藤浩市さんは悪くないって誰でもわかりますから、気にせず映画の話しをしましょう。
私は自衛隊に特別な思い入れはないし、武器についても詳しくありません。
それでも次から次へと発射されるミサイルに、テンションは上がりっぱなしになりました。
特に空母いぶきを中心とした戦艦のフォーメーションは、マニアじゃなくても心が躍るものです。
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日本が他国から侵略を受けたらどうするべきか?
この映画の1番のテーマですね。
それを上手く表した表現方法が、西島秀俊演じる秋津艦長と、佐々木蔵之介演じる新波副艦長の考え方の違いを利用した演出です。
2人は共に日本を愛し、日本の為に働き、日本人を守る為に行動していますが、考え方が正反対。事あるごとに衝突します。
この2人のやりとりをどちらの立場で見るか、どっちが正しいのか❓を考えながら観るとより面白くなるでしょう。
あとはいぶき以外の艦長達も良かったです。
個人的には、玉木宏という本来なら主役でも良いくらいの役者が、いぶき以外の艦長を演じる事で、映画に奥行きが出ると思うのでこういう使われ方は好きです。
ただ、もう少しだけ出番が多ければもっと良かったんですが。
それから、「いそかぜ」の浮船艦長を演じた山内圭哉さん。
切羽詰まった状況でも、彼の「いてまえー❗️」の一言でちょっとクスッとしちゃいました^_^。
思いっきり敵にロックオンされた時も、
「バックや!バックや!全力で避けろーー」
って、スリルと笑いを同時に与えてくれてますよね。
この時の佐々木蔵之介の
「かわせーー❗️」
も、予告で何度も見たシーンなので、この場面だったのかぁ、とニヤニヤしながら観てました。
マイナスポイントとなるのは本田翼さん。
いや、決して彼女が悪いのではありません。
テレビ番組の企画でたまたまいぶきに乗っていたアイドル役、とかならいいんですけど、ネット記事の記者ですからね。
すごく重要な事を日本国民に伝える場面で顔を出してカメラの前で喋っていますが、こんなに可愛い子が喋っていたら
「あの記者の子可愛くね!?」
ってなり、
内容が入って来ないじゃないですか!
もっと記者っぽい人をキャスティングしなきゃダメです🙅♂️。
まぁ、結局は可愛いから許すけど( ̄∇ ̄)。
中井貴一って必要でした❓