映画【町田くんの世界】感想 アラサー4人の高校生役は何故か
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)。
今日紹介する映画は、第20回手塚治虫文化賞で新人賞を受賞し、「別冊マーガレット」に掲載されていた安藤ゆきの同名コミックを実写映画化した作品【町田くんの世界】です。
【町田くんの世界】
2019年6月7日公開
いい人度 90
なんてこった度 98
オススメ度 70
総合 76点
勉強も運動もだめな高校生の町田くん(細田佳央太)。取り柄がなさそうに見える彼だが、誰よりも優しく、常に周りの人の幸せを願っていた。
そんな町田くんの前に現れたクラスメイトの猪原さん(関水渚)。彼女に対する気持ちが「わからない」町田くんは、全力で「わからない」気持ちと向き合おうと奮闘する。
なんてこった‼️
観終わった直後の感想です。
どっちの意味かって?
もちろん、いい意味のなんてこったです😁
今までありそうでなかった系のスーパーファンタジー映画でした。
特にラストのくだりは、
「まさか!?」
という思いと、
「飛べーー!!」
という願いが同時に来て、まさに
「なんてこった!町田くん!!」(by池松壮亮)
でした。
なんと言っても良かったのが主演の2人です。
オーディションで選ばれた演技未経験のお2人。
特に主人公町田くんを演じた細田佳央太君のなんとも言えない佇まい。
演技が上手いというよりも、雰囲気があるんですよね。
ヒロイン猪原奈々を演じた関水渚さん。
彼女はセリフも多いし、感情がコロコロ変わるとても難しい役だったから大変だったと思います。
でも、この作品を観た人の多くは、彼女の魅力にやられちゃった模様です。
わかります😚
これから期待の新人さんです。
と言いつつも、個人的には関水さんが女優として生き残るには、もう1段階レベルアップする必要があるとは思いました。
それからなんと言っても、この映画を語る上で無視できない4人の存在。
そう、アラサー高校生です。
みんな若いですけど、流石に高校生には見えませんよ。序盤は違和感たっぷりでしたが、見ていくうちにだんだんと…………いや、最後まで違和感たっぷりでした🤪
でも、初々しい主演の2人の周りにこれだけのメンツが揃った事で、落ち着いて見てられるというか、安心感はありました。
中でも前田のあっちゃんのクールな一言芸は、しっかりと笑いのツボを押さえていました^_^。
この4人が高校生役が出来るなら、池松壮亮も高校生で良いじゃん!
だったら戸田恵梨香にも制服着てもらって、ついでに松嶋菜々子にもコスプレしてもらいましょう😛
冗談はさておき、池松壮亮と町田くんの短かったけど濃密なやりとりは最高でしたよ👍
観た後に、心に爽やかな風が吹き、人に対して優しくなれる映画です。
ファンタジー色が強いので、ある程度人は選びますがオススメです。