映画【寄生獣】感想 前編 完結編 まとめてレビュー 原作ファンを裏切らない配役とストーリー
こんにちは😃ごんピクシーです^_^
今日紹介するのは【寄生獣 前編 完結編】です。私が高校生の時、漫画を持ってきた奴がいて、クラスで流行りました。さて、あの世界観を表現できているでしょうか。
【寄生獣 前編 完結編】
前編 2014年11月29日公開
完結編 2015年4月25日公開
キャラ再現度 95
原作再現度 80
オススメ度 70
総合 74点
原作漫画を映画化した時、必ずと言っていいほど出てくる批判は、原作キャラと映画のキャストのイメージの相違です。
これはもう、ある程度は仕方ない事で、私が原作漫画物の映画を見る時は、違いを楽しもうと思ってから見る様にしています。
しかし、この寄生獣 ぴったりなんです。
原作のキャラと演者が見事にシンクロしています。
1番ハマってたのが、東出君の島田です。実際、顔自体はそんなに似てもいないんですけど、東出君の作り笑顔がパラサイトそのものなんですよね。
原作者の岩明均さんは、独特なタッチの絵で、東出君を何かで初めて見た時、
「寄生獣顔だなぁ」
と思ったんです。だから彼が島田をやると聞いてテンションが上がったのを覚えています。
あとは浦上を演じた新井浩文さん。彼の目つきは浦上そのものでした。
まだまだいます。
田宮良子役のふかっちゃん(深津絵里)
母親役の余貴美子さん
広川市長役の北村一輝さん
三木役のピエール瀧さん
後藤役の浅野忠信さん
みんな見た目が原作のイメージ通りなんです。(まぁ 髪型とかメイクで寄せてはいるでしょうが)
キャスティングミスが一つもない映画も珍しいです。
もちろん、主役の染谷君も新一の雰囲気を見事に表現してました。
あっ ミギーの事を忘れてました。阿部サダヲさん 完璧でした。
ストーリーはどうだったでしょう。
こちらもほぼ原作に沿った形で、大筋では良かったんじゃないでしょうか。
原作にあった、母親が殺されて、自分も瀕死の重傷を負った後、父親を守ろうとするくだりが好きだったので、母子家庭設定になってしまったのはちょっと残念です。
その場面に出てくるはずの、人間の顎に寄生した『ジョー』もカットされてしまってます。仕方ないのかな。前編後編の四時間に収めなきゃいけないからどこかは削らないと。
良かったのは前編と完結編の区切り方。
前編のラストで、母親を乗っ取ったAと戦い勝利し、一旦スッキリさせてからの完結編。
前編から完結編まで5ヶ月位間があって、微妙な所で止められるとモヤモヤするので良い繋ぎ方でした。
そろそろ地上波で二週続きでやらないかな^_^