映画【レインマン】感想 トム・クルーズ初期の名作 ダスティン・ホフマンの名演が光る
こんにちは😃ごんピクシーです^_^
約30年前、わが家に待望のビデオデッキが来ました。それから、レンタルビデオ店の会員になり、私の映画生活は始まりました。
当時から、見た映画に点数を付けていて、10点満点で10点を付けた作品が7本あります。
今日、紹介するのはそのうちの一本 【レインマン】です。
【レインマン】
日本公開日 89年2月25日
10点満点だと10点
オススメ度 90
総合 95点
私がブログを書き始めてから、約30本レビューしてきましたが、総合で90点以上を付けた作品はまだありません。
私の中で90点以上というのは、もうほぼ満点で、マイベスト10に入ってもおかしくないと思える作品にだけ付ける様にしています。
で、今回のレインマンには95点という点数を付けました。
そうです。マイベスト10に入ってます。1位でもいい位です。
最初にレインマンを見たのは私が13歳の時でした。13歳の子供が見て、満点を付ける位良いと思えたんです。
そして、大人になってからも何度か見ました。やっぱり良いんですよ。
と言うことは、子供が見ても大人が見ても楽しめる映画って事になりますよね。
サヴァン症候群の兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)に残された遺産目当てで近づいたチャーリー(トム・クルーズ)。チャーリーはレイモンドを、入所している施設から強引に連れ出し、ロサンゼルスに行こうとするが、その道中でレイモンドの持つ特殊な才能と、幼い頃に彼と交わした交流を思い出す。
いわゆるロードムービーです。わたくし、ロードムービーが1番好きなジャンルです。
ダスティン・ホフマンの演技を初めて見た時、『この人すげ〜』と思いました。
当時はダスティンホフマンの演技が凄すぎて気付きませんでしたが、今、見直すとトムクルーズの演技もかなり良いですね。
ラスベガスのカジノでレイモンドの能力を使って荒稼ぎするシーン。チャーリーは調子に乗りすぎて出禁を喰らいますが、私ならもっと上手くやるのになと思いながら見てました。
《悪いとき1枚 良いとき2枚》
ラスベガスの時のこのやり取りがラストシーンでグッと来ます。
初めは遺産目当てだったチャーリーが、レイモンドと1週間一緒に過ごす中で、お金よりもレイモンドと一緒に暮らしたいと思う様になります。
レイモンドを施設に戻すように促す医師や精神科医と、兄と暮らす事を懇願するチャーリー。
ここでのやり取りがこの映画をマイベスト10に押し上げた要因です。
このやり取りの中でチャーリーは気付きます。レイモンドにとって何が幸せかを。
ラストのチャーリーとレイモンドの会話がとても良いです。
監督も、無理に感動させようとした演出をせず、とても自然に、現実的な会話を通して見るものの心を掴みます。
何度も見たくなる名作です。
それにしてもトムクルーズ 30年以上もトップ俳優であり続け、今後も【ザ・マミー】やトップガンの続編なども控えてるので目が離せません。