北野武監督【アウトレイジ ビヨンド】感想 北野武映画最高のシリーズ 最終章公開前に前作をおさらいしよう
こんにちは😃ごんピクシーです^ – ^
今回レビューするのは【アウトレイジ ビヨンド】です。
シリーズ第三弾となる【アウトレイジ最終章】が10月に公開になります。その前に前作のおさらいをしておきましょう。
【アウトレイジ ビヨンド】
2012年
バイオレンス度 90
オススメ度 70
総合 75点
アウトレイジシリーズ一作目は、あまり興味がなくて映画館では観たいとも思いませんでしたが、テレビでたまたま観たら面白くて、その後すぐにビヨンドが公開になったので、二作目は映画館で観ることが出来ました。
北野武監督作品では初の続編で、本人も
「帰れる場所を見つけた」とおっしゃっていました。
さて、最初に簡単に一作目アウトレイジの何が良かったのかについて軽く。
椎名桔平が良かった。
これに尽きます。
佇まいがカッコよかったんです。
ヤクザなんだけどちょっとスタイリッシュ。でも暴力は半端ない。その割に死ぬ時はあっさり。あそこで危機一髪助かったりしないのが北野映画のいい所だと思います。
で、今回のアウトレイジビヨンドはどうだったか?
一言で言うと期待通りの面白さだったという感じです。
まず、テンポが抜群にいいです。
映画始まってすぐに、山王会に潜り込んでいた刑事が殺され、どんどん展開が動いていきます。
他の映画にありがちな、微妙な表情の変化で心情を表したり、ちょっと長めに撮って余韻を感じさせたりという演出がほぼ皆無で、無駄を徹底的に排除した断捨離された映画だと感じました。
『全員悪人 完結』
『1番悪い奴は誰だ』
というキャッチコピー通り出てくる奴 みんな悪です。
その中でも、私が1番いい思ったのは 塩見三省さんです。ドラマとかで、怖いお父さんや刑事役などは見た事あるけど、ヤクザ役はあまりなかった様な気がします。
『われ 舐めとんのかー』
すいません なめてました。
気付いたら謝っていました。怖〜❗。
で、この後少しネタバレします。
(物語全体じゃなくて、1人についてですが)
1番かわいそうなのは木村を演じた中野英雄さん。
前作で顔を切られ、命を狙われ、刑務所に入り、今回は指を引きちぎり、最後は撃たれて殺される。なんというか、アウトレイジは木村物語だった様な気がします。
シリーズ第三弾【アウトレイジ最終章】 楽しみなんですけど、結構好きなキャラが死んじゃってるので、まぁそこは新キャラに期待して、後はストーリーがまだ見えて来ないので、新情報が入ったら追加で書いていきます。
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