映画【海底47m】感想 レビュー この夏 あなたはもう海に潜れない
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)
今日紹介する映画は、海洋パニックスリラー【海底47m】です。
【海底47m】
ビックリ回数 5、6回
息苦しさ度 95
オススメ度 75
総合 73点
メキシコで休暇を過ごすリサとケイト。現地の男友達に誘われシャークケージダイビングをする事に。だが、姉妹を乗せた檻のワイヤーが切れて、2人は水深47mの海底まで落下してしまう。
無線は届かず、潜水病や酸素欠乏、サメの襲来など極限状態の海底での脱出劇に、生還という結末はあるのだろうか⁉️
私は、水がちょっとだけ苦手です。
冷たい水に顔をつけると、それだけで息苦しくなってしまいます。だから、スキューバダイビングなんてもってのほかだし、海で泳ぎたいとも思いません。
では何故この映画を観たのか?
それは、キャッチフレーズが秀逸だったからです。
閉じ込められた姉妹
忍び寄る人喰い鮫
迫る潜水病の危機
つうじない無線
酸素はあと僅か
生存確率0パーセント
観るでしょ〜!ってなっちゃいました。
しかし、観始めてすぐに後悔しました。
苦しい!めっちゃ息苦しい!
それは、私が水が苦手っていうのもあるけど、主人公のリサ(マンディ・ムーア)が超チキン野郎(野郎ではないが)だからです。
白人女性って気が強いイメージがあるけど、リサは潜る前からビビってて、
「ねー ケイト!やっぱり辞めようよー。」
と姉妹のケイトに泣きつく始末。説得されてしぶしぶ潜ります。
そのリサの弱気というか不安が、観ているこっちに伝わってきて、彼女達が潜る前の、船の上にいる時からずっと息苦しく感じてました。
こんな事なら、ネタバレサイトとかで二人が最後どうなるか知っておけば、もう少し気楽に観られたのになと思いました。
さて、ゲージに入り海に潜った二人ですが、最初は楽しんでたリサが、ゲージにサメが体当たりしてからパニックに。
『すぐに引き上げてーー!』
から〜の、ケーブル切れ〜の、そのまま海底47mにドカーン。
……
……
……。
気絶から目覚める2人。
まず、ケイトが抜群の行動力で動き回ります。
無線の届く海底40mまで泳いで浮上し、船との交信に成功。しかし、動き回ったせいでケイトの酸素タンクは空に近い状態に。
ここまで追い込まれて、初めてリサが行動します。
今まで主人公のリサが気弱である事が、映画としてマイナス要因であるかの様な書き方をしてますが、実はむしろプラスなんです。
絶体絶命の状況に追い込まれる事によって、否が応でも強くなっていく様子を楽しめるからです。
動けないケイトの代わりに頑張るリサ。
リサが強気になってくると同時に、さっきまでの息苦しさがなくなっている事に気づきます。
今度はリサの強い気持ちがこちらに乗り移ったようです。
この後も一難去ってまた一難となるわけですが、実はラストにちょっとした仕掛けがありました。
誤解を恐れずに言えば
エンディングが二回ある
って感じです。(実際は一回ですよ。)
海底に取り残されてからの展開、スピード感、リアル感、結末に至るまで、ずっとドキドキを味わえる映画でした。