映画【ナミヤ雑貨店の奇蹟】感想 東野圭吾史上、最も泣ける感動作
こんにちは😃ごんピクシーです(^_^)
今日紹介する映画は、2012年に出版された東野圭吾の長編小説をHey!Say!JUMPの山田涼介主演で映画化した【ナミヤ雑貨店の奇蹟】です。
【ナミヤ雑貨店の奇蹟】
泣ける度 60
オススメ度 65
総合 63点
夜の街を疾走する3人の青年たち。彼らが一夜を明かすために逃げ込んだ無人の空き家に、突然差し込まれた一通の手紙。
慌てて空き家をあとにする3人だったが、いくら走ってもなぜかまた同じ場所に戻ってしまう。
彼らはまだ知らなかった。
この空き家が、かつて多くの人たちを救った特別な雑貨店だったことを。そしてこの一夜が、彼らの人生を変える奇跡の一夜になることを (イントロダクション)
ほとんど小説など読まない私ですが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は5年ほど前に読んでいて、今回非常に楽しみにしていました。
結果から言うと、63点と決して高くない点数を付けましたが、原作をうまく落とし込んで作られてるなと感じます。
ただ、東野圭吾史上、最も泣ける感動作と銘打ってたのでハードル上げすぎたなと思いました。
観終わって最初に思ったことは、
「なんでだろう。悪くないのに良くもない。」
って感じです。
何が良くなかったのか?
まず、西田敏行さんの演技自体は素晴らしいんだけど、ちょっと貯めすぎかなと。
ストーリー的に感動できる場面なのはわかるけど、だからこそあそこはさらっといってほしいって所がありました。
おそらく、監督か演出家の指示で、ゆっくりたっぷり間をとって演技したと思いますが、正直
「あーそこ熱演いらないなぁ」
と冷めて見てました。
逆に少し下手な人がやった方がもしかしたら良かったかもしれないです。
それから、主人公の3人がそれぞれ
山田涼介
村上虹郎
寛一郎
と、これからのドラマや映画を背負っていけるメンバーで、何年後かに
この3人が同じ映画に出てたなんてすごい❗
と言われるんじゃないかと密かに期待をしていますが、寛一郎君は3番目なので上手くオーラを消していたけど、虹郎君は彼の持つ天性のオーラを消しきれてなかった様に感じました。
虹郎君が悪いんじゃありません。
彼の天性のオーラが悪いんです。(褒めてます。)
だから、虹郎君がリーダー役をやった方が良かったんじゃないでしょうか。
山田君も全然悪くなかったし、役にハマってたけど、手紙の謎が少しづつ解けてきた後も
「手紙なんてどうでもいいだろう!」
っていう演出❗なんとかならなかったですかね。
ちょっと文句が多くなりましたが、一つ一つの話しがナミヤ雑貨店を通して繋がっていく、という感覚はかなり楽しめます。
さらに小説だとあと二つくらいエピソードが加わるのでこちらの方がオススメです。
寛一郎君が出てるこちらもオススメ。
【心が叫びたがってるんだ。】レビュー